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細胞診クラス5 手術中迅速病理良性

[管理番号:3674]
性別:女性
年齢:49歳
はじめまして。
7月の人間ドッグで右胸腫瘤カテゴリー3となり
再検査時、細胞診をしクラス5となった為
乳癌確定、MRI CT レントゲン 採血などあらゆる検査後緊急オペとなった。
画像所見で良性の確率も0ではないとの判断も。
しかしクラス5を翻すのは難しいのと
腫瘤が大きくなって為、手術中迅速病理検査で良性なら腫瘤を、悪性なら全摘を希望。
迅速病理が良性となったが
主治医の判断で端陽?を調べる為、多めに取り除き、術後病理検査へ。
今、退院し検査結果待ち。
不安で仕方がない。
クラス5で、良性は、あり得るのか?
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
針による組織診が一般的な現在、敢えて「術中迅速」を行う意味が私には不明です。
普通に針生検してから手術すべきだったと思いますが…
「乳癌確定、MRI CT レントゲン 採血などあらゆる検査後緊急オペ」
⇒(診断には、極めて無駄な)MRIだのCTだの撮影する暇があったら「是非、組織診をしてもらいたかった」というのが正直な感想です。
「クラス5を翻すのは難しい」「迅速病理が良性」
⇒細胞診の偽陽性は1%程度にあると言われています。
「腫瘤が大きくなって為」「クラス5で、良性は、あり得るのか?」
⇒上記コメント通りです。
 癌以外で「急に大きくなる」としたら「葉状腫瘍」くらいですが、通常「葉状腫瘍でクラス5は出ませんが…」