乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:4688]
性別:女性
年齢:39歳
2016年12月下旬に乳がんの診断を受け、その後、こちらのホームページ勉強させて頂いております。
今後の治療方針について、宜しくお願い致します。
◆経過
A/C領域、A/B領域にそれぞれ16mm大、22mm大の腫瘤で、
2017年2月下旬に全摘をしました。
以下、病理レポートになります。
広汎に拡がる乳管癌の像を認めます。
組織では腫瘍細胞が乳頭状や低乳頭状,篩状などの構築をとって乳管内に増殖していますが,数カ所で微小浸潤癌巣を形成しています。
加えて,嚢胞状拡張を呈する腫瘍成分も散見され,それらは非浸潤性癌か否か判定が困難です。
よって、その様な成分はencapsulated
carcinoma componentと考えられます。
側方断端は陰性ですが,深部断端は断端近傍に非浸潤癌巣を認めます。
Breast,Lt,partial reaction (主に非浸潤癌成分で評価);
1.浸潤腫瘍長径;非浸潤腫瘍径(<1 mm; 83mm)
2.皮膚浸潤:無  3.胸筋浸潤:無  4.UICC T class:is
5.組織異型度:Grade 2 & 核異型度:Grade 1核異型:1 構
造異型:3 核分裂像: <5/10 HPF
6.組織型:微小浸潤性乳管癌 その他:
7.腫瘍壊死:無  8脂肪組織浸潤:無
9. Fibrotic focus (FF) :無  10.FF径(mm):
11.リンパ管侵襲:無  12.静脈侵襲:無
13.切除断端:see comment.
14.術前薬物療法効果:Grade 1a
15.リンパ節転移: 0/2
16.免疲染色
ER: TS 8 (PS 5,IS 3) J-score3b.
PgR: TS 8 (PS 5,IS 3) J-score3b.
HER2: negative.
MIB-1陽性率20%
また腫瘍細胞はchromogranin A,synaptophysinに陰性です.
17.予後分類
UICC pTNM分類:IA
Nottingham Prognostic Index :EPG
質問ですが、
・“微小”であれば“浸潤癌”が“数か所”あったとしても、
病理レポートで評価対象としないのは適当なのでしょうか。
・ステージとしてはⅡB、ⅢBのどちらになるのでしょうか。
・今後の治療方針ですが、腫瘍径が83mmである点から、タモキシフェン+リュープリンを提示されております。
39歳の当方は、上乗せ効果は期待出来ないと思われますが、タモキシフェン単剤でも良いのでしょうか。
・病理レポートから、再発率に影響する数値はありますでしょうか
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「・“微小”であれば“浸潤癌”が“数か所”あったとしても、病理レポートで評価対象としないのは適当なのでしょうか。」
⇒1mm以下だから(実際問題として)評価することは困難です。(小さすぎて)
「・ステージとしてはⅡB、ⅢBのどちらになるのでしょうか。」
⇒「UICC pTNM分類:IA」に記載がありますが…
 ステージ1(1A)です。
「・今後の治療方針ですが、腫瘍径が83mmである点から、タモキシフェン+リュープリンを提示されております。39歳の当方は、上乗せ効果は期待出来ないと思われますが、タモキシフェン単剤でも良いのでしょうか。」
⇒(私であれば)無治療です。
 「微小浸潤」で「全摘」ならば、根治です。
「・病理レポートから、再発率に影響する数値はありますでしょうか」
⇒ほぼ根治です。
 (非浸潤癌の数値など)全摘しているのだから気にする必要はありません。





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