[管理番号:8448]
性別:女性
年齢:42歳
病名:左乳癌
症状:右脇のしこり、皮膚転移
投稿日:2020年4月9日
左乳癌で全摘後に再発が分かり、テセントリク、アブラキサンの治療の3クール目に入る所で肺炎になりました。
経過から恐らく薬剤性のものだろうと言われました。
胸水も溜まっているが引くほどではないとのことでした。
癌性リンパ菅腫の可能性もあるが、今は肺炎の治療をしないと抗がん剤もいけないので、確定診断をしなくてもいいと言われました。
再発後、ハラヴェン1回、EC(術前に効果あったため)、現在の治療に至っています。
ゼローダ内服中の再発です。
テセントリクの効果は腫瘍マーカーが上昇しているのと、皮膚転移の広がりからないと思われます。
肺炎の治療には1~2ヶ月かかると言われました。
癌治療が出来ない可能性も話されました。
今のところ、転移は皮膚・リンパ(全身検査は半年前)だけです。
もう打つ手はないのでしょうか。
遺伝子パネル検査についてですが、
アバスチンをすれば、保険適応で遺伝子パネルが出来ると聞きましたが、それまでの時間と自分の体力を考えると、するなら自費でもいいから今かなと思っています。
先生はする意味があると思いますか?
子供が小さいので、出来る限りのことはしたいです。
先生でしたら、どのような治療をされますか?もう八方塞がりでしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「先生でしたら、どのような治療をされますか?もう八方塞がりでしょうか?」
⇒抗がん剤としてはbevacizumab+paclitaxelが第1選択となりそうですが…
肺炎が治らないと抗がん剤はリスクが高く治療は難しいと思います。
「皮膚とリンパ節」ということですが、放射線照射は済でしょうか?