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右乳腺腫瘤 カテゴリー3

[管理番号:7746]
性別:女性
年齢:64歳
病名:
症状:右乳頭下腫瘤、乳腺症

こんにちは。

私は2年前、管理番号5297でお世話になりました。お久しぶりです。

他院での針生検で授乳期腺腫と診断がついているにも関わらず、どうしても心配で、田澤先生に診ていただいた者です。
その節はありがとうございました!多くの患者さんを抱えられ多忙な中、他院で確定診断がついている私のような者まで断る事なく診ていただき感謝しかありません。
田澤先生に診ていただいてからは心底不安も解消され(地元の医者を全く信じてなかった)、心穏やかに過ごす事が出来、思い切って東京まで行った甲斐がありました!本当にありがとうございました。

今日は母の事で質問させて下さい。

7月(中旬)日に人間ドックでマンモとエコーを受けました。
マンモは数年前に一度受けたそうですが、エコーは今回が人生初です。
結果はマンモは異常なし、エコーでは両胸数カ所指摘され、右胸はカテゴリー3でした。
8月(中旬)日に人間ドックを受けた総合病院の外科を受診、右乳頭下の2個隣接している充実性腫瘤を細胞診したそうです。
この時医師が両胸自らエコーしていたそうです。
8月(下旬)日に結果を聞きに行くと、細胞診では悪い物は出なかった、ただ、より詳しく調べる為に造影剤を入れMRIを撮りましょうとなり8月(下旬)日にMRI、9月2日に結果を聞きに行きました。
医師からは極めて怪しい、右乳頭下の隣接しているのか繋がっているのか分からないが、乳がんの可能性、リンパ節にも転移の可能性があり、針生検か外科生検のどちらかで確定診断した方が良いと言われたそうです。
私が少し疑問に思うのはなぜ初めから針生検しなかったのか、
乳がんの診断にMRIはよく用いられるのか‥. 。
母は医師からMRIを撮る事により判断材料が増えると言われたそうです。

私は自分が2年前に乳がん検診で引っかかり要精密検査となり田澤先生の乳がんプラザに出会ってから、他院でとても残念な経過の患者さんが田澤先生の診察でやっと確定診断していただけたケースを多数拝見し、
母も是非とも田澤先生に確定診断していただきたい、あれこれ遠回りするよりも、遠方ですが田澤先生に診ていただく事が最大の近道と確信しております??
他院で細胞診とMRIまで受けた段階で田澤先生に確定診断していただく事は可能でしょうか?
九州からいつでも行ける準備をしておきます!

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「私が少し疑問に思うのはなぜ初めから針生検しなかったのか」
⇒手懸りは

 1.(癌を疑いながら)細胞診が上手くできていない(ようだ)
 2.針生検か外科的生検か という2択を提示している。

 〇生検手技一般(細胞診も針生検にも)に慣れていないので、(細胞診も自信が無いが)「針生検はめったに行わない」という立ち位置のようです。
  その医師にとって「針生検」が「外科的生検」なみの負担のようです。(通常、同列に語るものではありません)

「乳がんの診断にMRIはよく用いられるのか‥. 。」
⇒診断にMRIは不要です。(MRIは拡がり診断目的です)

「あれこれ遠回りするよりも、遠方ですが田澤先生に診ていただく事が最大の近道と確信」
⇒その通り。
 
 その医師が細胞診で「悪い細胞が出なかった」時点で『良性で良かったですね。』とせずに、MRIを撮影していることからも、
 超音波の時点で(そもそも)「怪しい」と疑っていたと推測されます。

 それであれば最初から組織診をすべきだったし、(組織診に自信が無いような医師に)診断を任せるべきではありません。(厳しいようですが、患者さんのためです)

「他院で細胞診とMRIまで受けた段階で田澤先生に確定診断していただく事は可能でしょうか?」
⇒勿論、可能です。

 乳癌が疑われている以上、100%でなくてはいけません。

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