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石灰化について

[管理番号:2858]
性別:女性
年齢:43歳
石灰化について
地元の大学病院で半年前胸と脇の下が痛く、マンモグラフィ(石灰化)とエコー(水溜り有り)との診断。
半年後の受診でも別に問題ないと言われ、しかし左胸は前回同様にカテゴリー3(集簇性石灰化)の診断。
半年で石灰化は増加しており、それでも今後1年検診で大丈夫、ST-MMTまで受診しなくていい(対象外)(取り切れない)と言われましたが…
癌の可能性はほぼゼロに近いからと…
しかし私の石灰化は短期間で増えていて、
田澤先生のブログで急に増える石灰化は癌の可能性を疑いがあるという文章をよみ、
急遽田沢先生に5/31にST-MMTお願いしたのですが
短期間で増殖するとおもうと待ってるあいだに、
石灰化が増えて、非浸潤癌から浸潤癌に移行し、リンパ転移するのが早いのかもと思うと
怖くて眠れない毎日をすごしております。
私の場合はもう浸潤リンパ転移してるか不安です。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「カテゴリー3(集簇性石灰化)の診断。半年で石灰化は増加しており、それでも今後1年検診で大丈夫、ST-MMTまで受診しなくていい(対象外)(取り切れない)と言われました」
⇒本当にカテゴリー3の「石灰化が増えている」のであれば、「ST-MMTの適応」となります。
 それを「1年でいい」と言う意味が不明です。
 「石灰化が増えるのか?」みるのが「経過観察の目的の筈」ですが…(そして、増
えればST-MMTに回すのです)
 ○もしも「増えていても、癌の可能性がほぼゼロ」なのだとしたら、逆にいえば、
(その石灰化は最初から良性と断定できるのであれば)「そもそも経過観察など不要」となります。 ♯やっていることに矛盾があります。
 
「5/31にST-MMTお願いしたのですが短期間で増殖するとおもうと待ってるあいだに、石灰化が増えて、非浸潤癌から浸潤癌に移行し、リンパ転移するのが早いのかもと思うと怖くて眠れない毎日」
⇒これはさすがに考え過ぎです。
 もしも「そんな凄いもの」であれば、それを「1年後で大丈夫、癌の可能性はほぼゼロ」と診断されることは(どんな藪医者でも)さすがにありません。
 
「私の場合はもう浸潤リンパ転移してるか不安」
⇒それは流石に無いでしょう。
 そんな状態を「見逃しているのでは?」と担当医を疑っているとしたら、「流石に失礼」なのではないでしょうか。