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病理検査結果

[管理番号:8422]
性別:女性
年齢:47歳
病名:乳がん
症状:
投稿日:2020年3月28日

はじめまして。

昨年末に乳がん告知、2/(下旬)に部分摘出手術を受け、作日病理検査を聞きに行ってきました。

浸潤径 10㎜
脈管侵襲 あり
リンパ節転移 なし
断端 なし
ホルモン感受性 陽性
HER2タンパク 陰性
核グレード 3
Ki67 10%

医師よりホルモン感受性強陽性、浸潤径10㎜、Ki67低値を考えると今後の治療として、放射線→ホルモン治療のみでよいかもしれないとは言われましたが、核グレード3が不安な場合はすべての治療前にTC療法を追加しても良いかもしれないと言われ、考えて来るように言われましたが、持ち帰って考えても結論が出せないと思い、その場でオンコタイプを申し込んできました。

質問①
術前の病理検査結果ではグレード1で、抗がん剤は必要ないだろうと安心していました。
とてもやりたくないです。

上記の結果を踏まえて、抗がん剤治療は有効なのでしょうか。

(オンコタイプの結果がすべてだとは思いますが、結果を聞きに行くのは6週間後の予定です。)

質問②
術前はルミナールAとの診断でしたが、昨日医師に聞いたところ、グレード3だとルミナールAではなくなるとの返答でした。

(この医師は、ルミナールは今はあまり重要視?しない、ようなことを言っていました)その場では何も言えず、帰ってきてこちらをみさせていただいて、やはりルミナールAではないか?と疑問に思いましたが、田澤先生のご意見はどうでしょうか。

これから放射線治療に進むとばかり思っていましたので、ここに来て抗がん剤ということが出てきたり、治療が進まないことにももどかしさがあり、また術前のような不安な日々が戻ってきてしまいました。

アドバイスよろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

10mmは超早期がんです。
(癌になったことは無論残念ですが)「早く見つかって良かった」ことは幸運でした。

「質問①
上記の結果を踏まえて、抗がん剤治療は有効なのでしょうか。」

⇒論点は1つだけです。

 Ki67=10%なのでOncotypeDXすれば「かなりの確率で」Low riskとなります。
 抗がん剤は不要だと想像します。

「質問②
術前はルミナールAとの診断でしたが、昨日医師に聞いたところ、グレード3だとルミナールAではなくなるとの返答でした。

(この医師は、ルミナールは今はあまり重要視?しない、ようなことを言っていました)その場では何も言えず、帰ってきてこちらをみさせていただいて、やはりルミナールAではないか?と疑問に思いましたが、田澤先生のご意見はどうでしょうか。」
⇒ルミナールAの確率が高いと思います。(OncotypeDXすれば「はっきり」しますよ)

「また術前のような不安な日々が戻ってきてしまいました。アドバイスよろしくお願い致します。」
⇒シンプルに…

 Ki67=10%なのだから圧倒的にルミナールAの確率が高いわけです。(普通ならOncotypeDXするまでもない)
 ただ、担当医に「おかしなこと(グレード3だとルミナールAではなくなる)」を言われた以上、それを払拭するためにOncotypeDXをして「動かぬ証拠」を見せるだけの話です。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

オンコタイプDX
性別:女性
年齢:47歳
病名:乳がん
症状:術後2か月経過
投稿日:2020年4月30日

8422 病理検査結果で質問させていただきました。

浸潤径 10㎜
脈管侵襲 あり
リンパ節転移 なし
ホルモン感受性 陽性
HER2タンパク 陰性
核グレード 3
Ki-67 10%

グレード3が気になるとのことで、担当医より化学療法の打診があり、オンコタイプDXを申し込み、1週間後にいよいよ結果を聞きに行く予定です。

こちらのQ &Aを何度も読み参考にさせていただいていますが、
RSスコアでの化学療法をプラスする判断基準が25位上なのか30位上なのか、分からずにいます。
心の準備として、確認したいです。

①私の場合(47歳という年齢も加味して)RSスコアがいくつ以上だったら、化学療法のプラスを考えるべきでしょうか。

②また、同じRSスコアであっても、オンコタイプDXの結果の再発率は個々で違ってくるのでしょうか。

③もし、抗がん剤治療となった場合、今この状況下(コロナ)での治療開始でも問題ないのでしょうか。

アドバイスお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「こちらのQ &Aを何度も読み参考にさせていただいていますが、RSスコアでの化学療法をプラスする判断基準が25位上なのか30位上なのか」
⇒25です。

 ただし、20~24(で閉経前)なら「LH-RHagonist併用」するといいというデータがあります。(必須ではありませんが)

★つまり閉経前では
   ~20 TAM
 20~24 TAM+LH-RHagonist
 25~   化学療法

「①私の場合(47歳という年齢も加味して)RSスコアがいくつ以上だったら、化学療法のプラスを考えるべきでしょうか。」
⇒上記

「②また、同じRSスコアであっても、オンコタイプDXの結果の再発率は個々で違ってくるのでしょうか。」
⇒同じです。(「リンパ節転移なし」「リンパ節転移1~3個」「リンパ節転移4個以上」では、それぞれ無論違いますが)

「③もし、抗がん剤治療となった場合、今この状況下(コロナ)での治療開始でも問題ないのでしょうか。」
⇒勿論、普通に行っています。

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

今後の治療と検診
性別:女性
年齢:47歳
病名:乳がん
症状:温存手術後、ホルモン治療を開始したところです
投稿日:2020年5月11日

お忙しい中、ご丁寧で分かりやすいご返答、感謝致します。

オンコタイプDXの結果がでました。

「RS11」
診察室に入るや否や、担当医より「やって良かったですよ、低リスクです!」と。
まさにぐうの音も出ないという感じでした。

抗がん剤の「こ」の字も出ることなく、ホルモン治療と放射線治療の話になりました。

オンコタイプDXの結果と今後の治療に関していくつかご質問したいです。

①オンコタイプDXの結果、文句なしのルミナールAだと思ってよろしいのでしょうか。

②オンコタイプDXの結果を聞いたその場で、タモキシフェン処方とリュープリン(1か月製剤)の注射を受けました。
私の勉強不足で47歳の私にはリュープリンは不要ということを帰宅後こちらを見て知りました。

「グレード3」ということで高リスクとみなされたのでしょうか。
ベネフィットのない治療はしたくないので、次回の診察時にやめたい旨(タモキシフェン単独にしたい)を担当医に伝えても良いものでしょうか。
また、それを聞き入れてくれるものなのでしょうか。
(きっと病院の方針などもありますよね?)
理由を聞かれたら、ベネフィットがないからと答えても良いでしょうか。

今のところ数日ですが、特に副作用などは出ていません。

③5/(下旬)に放射線科の初診の予約があり、放射線治療が始まる予定です。
その後の検査は半年に1回のエコー、採血・年に1回のマンモ・婦人科での年に1回の子宮体がん検診で、PET・CT・MRIは不要という認識でよろしいでしょうか。

まだ担当医には確認していませんが、もし私が通う病院では術後
の検診でCTなどが予定されているとしたら(術前検査では造影
CT・MRIを受けました)拒否することは出来るのでしょうか。

④術後の検診内容次第では、転院も考え始めています。

今通っている病院は主治医制ではないことなど、初めに病院を選ぶときに悩みましたが、まだ子どもにも手がかかるため、通いやすさを第一に考えました。
が、治療が進むにつれ、やはり疑問や不信感が否めないところがあります。
(エコーは検査技師任せだったり、グレード3はルミナールAではなくなると言われたり、
47歳の私にリュープリンを迷わず使ったり…)

放射線治療までは今の病院で受け終えようと思っています。
6/(上旬)に担当医の診察と血液検査(ホルモン治療開始1か月後)、タモキシフェンの処方となっています。

6月初旬から放射線治療が始まったとして、7月半ばには終わり、
そこから3か月ごとの検診になるのでしょうか。

術後の定期検診はいつを1回目とするのでしょうか。

もし可能でしたら、そのタイミングで江戸川病院に転院し、今後は先生の診察を受けたいと考えています。
(片道2時間弱なの
で、数ヶ月に1度の通院でしたらなんの問題もないですよね?)
そのためにはどんな手順を踏めばいいのでしようか。

いろいろ質問して申し訳ありません。
よろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

「①オンコタイプDXの結果、文句なしのルミナールAだと思ってよろしいのでしょうか。」
⇒その通りです。

「グレード3」ということで高リスクとみなされたのでしょうか。
⇒単純に(その医師にとっては)「閉経前=LH-RHagonistも併用する」という認識(方針)なのでしょう。

「ベネフィットのない治療はしたくないので、次回の診察時にやめたい旨(タモキシフェン単独にしたい)を担当医に伝えても良いものでしょうか。」
⇒それは患者の権利です。

「また、それを聞き入れてくれるものなのでしょうか。」
⇒その医師の性格によるでしょう。(普通は、無理強いしないと思いますが)

「理由を聞かれたら、ベネフィットがないからと答えても良いでしょうか。」
⇒ その通り、SOFT試験です。

「その後の検査は半年に1回のエコー、採血・年に1回のマンモ・婦人科での年に1回の子宮体がん検診で、PET・CT・MRIは不要という認識でよろしいでしょうか。」
⇒その通り。

「まだ担当医には確認していませんが、もし私が通う病院では術後の検診でCTなどが予定されているとしたら(術前検査では造影CT・MRIを受けました)拒否することは出来るのでしょうか。」
⇒無理強いはしないでしょう。

「6月初旬から放射線治療が始まったとして、7月半ばには終わり、そこから3か月ごとの検診になるのでしょうか。」
⇒放射線とは無関係に…

 処方が切れる頃に受診となる筈です。
 ただし、質問者のいう「検診」が「診察エコーや採血」を指しているとすれば、「投薬だけで終了」となる施設もあるようです。

「術後の定期検診はいつを1回目とするのでしょうか。」
⇒施設によってさまざまです。

 投薬だけ3か月に1回行い、検診(診察や検査)は1年後とする施設もあります。

「そのためにはどんな手順を踏めばいいのでしようか。」
⇒江戸川は予約できない+混んでいるので…

 市川に電話予約することをお勧めします。

メディカルプラザ市川駅

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