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病理検査結果後の治療について

[管理番号:5587]
性別:女性
年齢:47歳
時間があれば乳ガンプラザのQ&Aを拝見して
先生のお言葉を励みにさせてもらっています
9月(上旬)日に乳房全摘出同時再建手術を終えて病理検査の結果が出ました。
内容は下記の通りです。
病変の大きさ(浸潤径)1.4センチ(非浸潤部分含めると3.2センチ)
血管侵、リンパ管浸なし
核異型度、組織学的異型度1
トリプルネガティブ乳ガン
Ki-67 20%
主治医の先生からトリプルネガティブ乳ガンでKi67と悪性度が低い結果は珍しいと言われました。
治療法は
FEC療法?4
ドセタキセル?4
という方針に決まりましたがKi67、悪性度が低いトリプルネガティブ乳ガンに抗がん剤の効果は期待できるのでしょうか。
治療法は妥当でしょうか?
また抗がん剤するしないで再発率は数値で表せるとしたら何%ぐらいちがうのでしょうか。
高校生の娘がいます。
私がトリプルネガティブ乳ガンなので遺伝的なことが気になります。
私の叔母が乳ガンで57歳で亡くなっています今後健診を受けさせるとしたら何歳ぐらいからがいいでしょうか?
遺伝子検査をするかも迷ってますが先生お考えも聞かせていただたいです。
お忙しい所、長文の質問で申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「悪性度が低いトリプルネガティブ乳ガンに抗がん剤の効果は期待できるのでしょうか」
「また抗がん剤するしないで再発率は数値で表せるとしたら何%ぐらいちがうのでしょうか」

⇒8%位の「上乗せ」があります。(NewAdjuvant.com)
「治療法は妥当でしょうか?」
⇒妥当です。
 トリプルネガティブでは「抗癌剤」しか選択肢がないのです。
「今後健診を受けさせるとしたら何歳ぐらいからがいいでしょうか?」
⇒30歳からで(普通に)いいと思います。
「遺伝子検査をするかも迷ってますが先生お考えも聞かせていただたいです。」
⇒遺伝子検査には現時点では利点がありません。(治療法が変わらないため)