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病院別治療成績について

[管理番号:784]
性別:女性
年齢:36歳
メッセージ本文:
田澤先生こんにちは
インターネットなどで病院ごとに治療成績(生存率など)が公表されていますが、この違いについて教えてください
ある程度大きな病院は乳がん学会に所属していて標準治療がされている病院が多いと思いますが、病院によって治療成績に差が出るのはなぜでしょう
一般的に乳がんは標準治療が確立されており、手術、放射線、ホルモン療法、化学療法など多少の薬の組み合わせなどの違いはあっても、大きな流れとしては変わらないように思うのですが、それでも病院によって生存率、再発率に差が出るのはなぜでしょう
手術時のドクターの技術面が大きいのでしょうか
告知当初は気持ちに余裕が全くなく一刻も早く治療を始めたい、セカンドオピニオンなど気持ちの余裕がありませんでした
私の通院している病院も標準治療をしていますが治療成績は公表していないようです
治療がひと段落した今(温存手術、化学療法、放射線、現在ホルモン療法中)いろいろ調べると、病院によってこんなにも治療成績の違いがあるのに驚きです
同じように標準治療をしているにも関わらずこのような差が出るのは何故なんでしょう
心情的には今更ながら生存率の高い病院に移ったほうが良いのかと思ってしまいます
 

田澤先生からの回答

 こんにちは。田澤です。
 病院ごとの再発率ですか?
 これほど、あてにならないものはありません。
 乳癌はそもそも再発率が低いので、「長期間のデータ収集」が必要となります。
 それを行おうとすると余程「暇な病院」か「○研○明や国○ガ○センター」のように「人も多いし、そのようなデータを後悔する道義的義務のある病院」です。
 地方の中核病院や個人病院で「そのようなデータ」を公開しているとしたら、それは「宣伝効果を狙って、不正確なデータが混じっている可能性」もあります。
 私が仙台で所属していた東北公○病院は間違いなく「症例数も治療成績も全国トップクラス」でしたが(私を含めた)2名しかいなかったので、とても「成績を公開する余裕などありません」でした。
 本当に一生懸命診療している病院では「治療成績の公開」など無理だと思います。

回答

「同じように標準治療をしているにも関わらずこのような差が出るのは何故なんでしょう」
⇒経験豊富な乳腺外科医であれば、「差はない」筈です。
 実際には「データ収集の違い」だけだと思います。



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