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断乳後の継続するオリーブオイルのような黄色い分泌液について

[管理番号:8724]
性別:女性
年齢:32歳
病名:
症状:乳頭分泌
投稿日:2020年7月10日

はじめまして。
過去のものを何時間もかけて色々見させて頂きましたが、なんだか自分のとはケースが違うような気がして質問させて頂きました。

去年の12月中旬に断乳をしました。

それから3、4ヶ月が経った時にふと、乳を絞ってみると一つの穴から赤茶色のようなものが出たのでこちらのサイトを見たところ、継続しなければ大丈夫。
と記載してありましたのでそのまま経過観察をしていました。
(左右の両方の乳から白い母乳が出るが右の乳の1つの穴だけ赤茶色が出る)

そしてそれから3ヶ月ほどたった先月の6月にまた絞ってみると前回赤茶色が出た同じ穴からオイルのような黄色い分泌液が出てきました。
(両方の乳からまだ少し母乳が出る)

すぐに病院へ行きエコー検査をしてもらいましたがしこりのようなものは無く、念のため乳頭から分泌液をスライドガラスに摂取して細胞診検査をしました。

結果が下記のものになります。

クラスⅢ
泡沫細胞および血性背景に、核偏在性、N /Cやや高く、核小体の腫大を示す小型細胞を小集塊で認めます。

A typical cells.
N/C比の高い、核偏在性の異形細胞を認めます。

と記載されていました。

このことから大きな病院へ行き精密検査をして下さいと言われ、本日検査をしてきました。

今日のエコー検査ではエコーをしてくださった方(担当医ではない)に5㎜ほどの怪しいものがある。
否定も出来ないし肯定もできない。
と言われました。
血栓?のようなものがまとっているようにも感じる。
と言われかなり不安になりました。

しかし5㎜という小ささから針を刺しての細胞診はできないと言われ、最近では乳管造影もしない。
あとは医者の判断と言われどうしたら良いのかわかりません。

今回も乳頭から分泌液を採取して検査をしたので、また来週結果を聞きに行きますが何故また同じ検査をやるのかも謎です。

乳癌の可能性は高いですか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

要点を記載することで回答に替えさせてもらいます。

「5㎜という小ささから針を刺しての細胞診はできない」
⇒どういうこと??

 がん検診は「早期発見」を提唱している(当たり前)のに、「私は早期では診断できません」と、開き直っている??

 ★細胞診であれ、組織診であれ、この大きさは100%確定診断してあげないと可哀想。

「最近では乳管造影もしない。あとは医者の判断と言われ」
⇒どういうこと??(今回2回目!!)

 乳頭分泌の診療を放棄している。
 あなたは「それ」でいいのか??(と、その医師に問いただしたい)

〇きっと、その医師の周りには「5mmで細胞診は100%」と言う医師も「乳頭分泌は乳管造影で正しく診断する」という医師もいないのでしょう。
 だからといって、「あなた」はそれでいいのか?(と、その医師に問いただしたい 今回2回目)

あまりにも(私自身が)がっかりしているので、掲示板に取り上げます。
興味があったら、覗いてみてください(「サクラ」は一人もいません。念のため)

「乳癌の可能性は高いですか?」
⇒質問者が、「そう考える」根拠は?

 細胞診など「全く」無意味です。
 
〇今回の医師のコメントには非常にがっかりしています。
 とても正しい診療を期待することは不可能です。

無意味な「経過観察」を選択するのか?(もしも、それが嫌なら)当院で診療する
「選択肢」があります。(ご希望であれば)

 「確定診断(生検)」メールはこちらをクリックしてください。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

エコー下でのマンモトーム検査結果について
性別:女性
年齢:33
病名:
症状:血性乳頭分泌
投稿日:2021年10月14日

お久しぶりです。

以前は掲示板に取り上げて下さりありがとうございました。

田澤先生に確定診断をして頂きたかったのですがコロナ禍ということと遠方に住んでいて小さい子供もいた為そのまま同じ病院で経過観察をしていました。

前回、田澤先生に質問をした数日後に細胞診の結果を聞きに行くと良性でエコーでもしこりのようなものは見られず、おそらく断乳後のカス?か何かが詰まって乳管拡張をおこしているとのことでした。

それから、半年ごとの経過観察でエコーでも特に異常はなかったのですがずっと同じ孔から絞る度に黄色透明の分泌は出ていました。

そんな日々を送っていたのですが今年の9月頭になんだかおっぱいが張ったような気がして絞ってみたら、いつも黄色透明の分泌が出る孔から鮮血の分泌物が出てきました。

急いで病院に行って診てもらいましたがエコーでは特に怪しい所見はなく、再び分泌物の細胞診をして結果はクラス3。

その時に乳管拡張しているものが前回5㎜だったのが一年ちょっとで8㎜になっていました。

また経過観察でも大丈夫と言われたのですが田澤先生のQ&Aを読み確定診断にはマンモトーム検査と書かれてあったのでマンモトーム検査をお願いしました。

そして9月末に結果が出たのですが、まさかのまたグレー。

異型です。
としか言われず、訳が分からなかったのでまた田澤先生のQ&Aを読みました。

そしたら異型の中にもADHやFEAというものがあること、細胞がどれくらい取れているのかが重要だということを知り、再度担当医のところへ行き話しを聞いてきました。

エコーをやりながらのマンモトームでしたが、細胞は8ミリのうち3ミリしか取れていないようです。

その3ミリの中に異型細胞があり、癌細胞に顔付きが良く似た細胞だった為、染色体?の検査をしたが色が付かなかったから癌細胞でもなくADHでもなくFEAでもない、病名のないただの異型だと言われました。

頭の中ハテナだらけです。

そして担当医からは10~15年後に乳癌になるかもしれないしならないかもしれない。

仮に今乳癌だとしても1ミリ以下で探すのが大変と言われました。

もし心配なら全身麻酔で外科的生検をするし半年ごとの経過観察でも大丈夫と言われています。

マンモトーム検査を田澤先生にお願いすれば良かったと物凄く後悔しています。

質問1 再度、田澤先生にマンモトーム検査をお願いすることは可能でしょうか?

質問2 それともこういうケースでも外科的生検をやった方が良いのでしょうか?
正直なところ、もしただの乳腺症だった場合全身麻酔をしてまで外科的生検をして傷を作ったら後悔しそうです。

わがままですみません。

質問3 経過観察でも許容範囲内でしょうか?

質問4 私のように病名の無いただの異型と診断がでることは今までにありましたでしょうか?

質問5 もし田澤先生の病院に転院する場合紹介状や今までの検査結果は必要ですか?

お忙しい中で、こんなに長い文章本当に申し訳ありません。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

冷静になりましょう。
本当に「単孔性」なら(マンモトームよりも)寧ろ「乳管造影すべき」だし、「実際には単孔性ではない」のであれば(乳管造影の適応はなく)その「8mmにきちんとMMTE」すればいいのです。
ご希望であれば、「乳管造影希望」もしくは「MMTE希望」と明記して(同日に2つは行いません)
確定診断希望メール」してください。

「確定診断(生検)」メールはこちら。