[管理番号:5408]
性別:女性
年齢:69歳
こんにちは。
2016年12月に浸潤性乳管癌により乳房温存手術を
していただいた○○です。
その節は本当にありがとうございました。
今年の1月からアリミデックスを服用しています。
元々頭痛持ちではありますが、8月頃から頭痛の頻度が高くなり
食欲不振(食べ物が美味しくない)でスッキリしない症状が続いています。
そこで質問なのですが、
1.症状が薬の副作用かどうかを切り分けするために期間を決めて薬を止めてみても問題ないでしょうか?
2.何日くらい薬を止めると切り分けは可能ですか?
3.服薬を再開して、症状が重い場合、仮に次回受診の10月(中旬)日まで服薬をストップするとリスクはどの程度でしょうか?
先生のご意見をお聞かせください。
よろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
術後補助療法は、あくまでも「生活の質を著しくおとさない」ことが大前提です。
質問者の状況をみるかぎり「休薬は当然の措置」となります。
「1.症状が薬の副作用かどうかを切り分けするために期間を決めて薬を止めてみても問題ないでしょうか?」
⇒勿論です。
それが大原則です。
「2.何日くらい薬を止めると切り分けは可能ですか?」
⇒最低でも「1カ月以上」は必要です。
「3.服薬を再開して、症状が重い場合、仮に次回受診の10月(中旬)日まで服薬をストップするとリスクはどの程度でしょうか?」
⇒そもそも、今からなら10月(中旬)日まで止めなくては、その効果はでないでしょう。
★そんな短期間では本当のところは解りません。