乳がんの手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:1292]
性別:女性
年齢:32歳
先生のブログは毎日拝見させてもらってます。
私は一週間前に乳ガンの悪性と診断され、来週にCT再来週に骨シンチの予定です。そこで、先生にいくつか質問があります。
私は生まれつきの持病があります。(先天性球状赤血球症です)その場合でも造影剤を使用しても大丈夫なのですか?
子供がまだ授乳もしています。もう卒乳させるべきでしょうか?
後、私の素人感覚でしこりが5㎝はあると思います…ステージはⅣですか…?
質問ばかりですいません…頭が真っ白で何をすればいいのか…
セカンドピニオンで先生の所に行きたいのですが、子供達も小さいし○県なので難しいです…
でも、今の医師に相談してみようと思います。もしその時は、先生のところで診てもらうことは可能ですか?
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「(先天性球状赤血球症です)その場合でも造影剤を使用しても大丈夫なのですか?」
⇒造影剤は影響ないと思います。
「子供がまだ授乳もしています。もう卒乳させるべきでしょうか?」
⇒治療が決まるまでは「特に問題」ありません。
「私の素人感覚でしこりが5㎝はあると思います…ステージはⅣですか…?」
⇒ステージⅣとは「遠隔転移を伴う」ものですが、「初期治療の段階で遠隔転移は殆
ど無い」と考えてもらって結構です。
私であれば「骨シンチ」などしません。
「今の医師に相談してみようと思います。もしその時は、先生のところで診てもらう
ことは可能ですか?」
⇒可能です。
正しい診療が行われることが重要です。
初期治療が肝心なのです。

質問者様から 【質問2】

ご回答ありがとうございます。
私の癌は、進行性なのでしょうか?
知識も何も無さすぎて、どう向かっていくべきなのかがわかりません。
進行性なら、もう手遅れなのですか?
こうしている間も癌が、リンパや臓器、骨などに転移をはじめているのでは…と考えて
しまいます…。しこりは、まだ大きくなるのでしょうか?
全ての結果が出ないと治療法も決まりませんが、結果を聞くのも怖いです…
今すぐにでも先生のところに行きたいですが、まずは今の病院で結果が出ないと動か
れませんか?
質問ばかりですいません…
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「私の癌は、進行性なのでしょうか?」
⇒「ご自分で5cm位に触知する」だけでは、判断困難です。
担当医から「腫瘍の大きさ」や「リンパ節転移の有無」などを教えてもらってください。
「こうしている間も癌が、リンパや臓器、骨などに転移をはじめているのでは…と考え
てしまいます」
⇒乳癌は「そこまでのスピードで進行しない」ので心配ありません。
「しこりは、まだ大きくなるのでしょうか?」

⇒しこりは「治療しない限り」ゆっくりですが、大きくなります。(それ程急激なも
のではありません)
「今すぐにでも先生のところに行きたいですが、まずは今の病院で結果が出ないと動
かれませんか?」
⇒結果が出る前に「受診されても」問題ありません。
一度、
小平秘書070-6977-7527 secretarya@edogawa.or.jp
へご連絡してください。

質問者様から 【質問3】

忙しい中、回答と予約までしていただきありがとうございます。
ひとつ気になりましたのでまた、質問させて頂きます。
私は右の肋骨近くに腫瘍があります。そのため、何となくなのですが、気持ち少しで
すが右脇の腫れがあるような気がします…
急いで病院に行くべきでしょうか?
これは、リンパに転移ということですか?
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
「CTと骨シンチを予定していた」筈ですが、「腋窩リンパ節については、超音波で評価
してもらってはいないのですか?」

回答

「気持ち少しですが右脇の腫れがあるような気がします」
⇒これは「リンパ節とは関係」無さそうです。
リンパ節は「脇の窪みの奥」にあるので「見て解る」ものではないのです。
「急いで病院に行くべきでしょうか?」
⇒その必要はありません。
「これは、リンパに転移ということですか?」
⇒関係無さそうです。
実際には「超音波やCTなどで判断」します。

質問者様から 【質問4】

お忙しい中、いつも丁寧な回答ありがとうございます。
小平秘書にもご連絡いたしましたが、先生にセカンドピニオンで行く予定でしたが、検査結
果が出て治療法も決まり、残念ですが地元での治療にしました。ご迷惑をお掛けして
すいませんでした。
でも、これからも先生には色々と相談にのってほしいです。
検査結果
腫瘍の大きさ2,6㎝
ステージ2と3の間
リンパ転移の疑いあり
臓器と骨に転移なし
これから、抗がん剤治療になりました。腫瘍を小さくしてから手術すると言っていま
した。
私的には温存は、再発リスクが高いとネットなどで見たので全摘をしたいと思っていま
す…。
先生ならどうなされますか?
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
「これから、抗がん剤治療になりました。腫瘍を小さくしてから手術すると言っていました」
⇒ご本人が「全摘をしたいと思っています」というのに術前化学療法をするのは誤りです。
術前化学療法の適応は「小さくして温存」を希望する場合なのです。
「先生ならどうなされますか?」
⇒「小さくして温存」と言う目的以外で「術前抗がん剤」は行いません。 当然「手術先行」です。
抗がん剤が必ず効くという認識は危険です。

質問者様から 【質問5】

お忙しい中、また質問させていただきます。
術前抗がん剤治療になりましたが、今一モヤモヤしてしまい、悩んでいます。
私の場合2.6㎝ですが、このままの腫瘍の大きさでは温存は出来ないのですか?
それと、私は全摘を希望ですが、温存と全摘では生存率は違うのでしょうか…?
担当医は、抗がん剤治療で腫瘍を小さくしてから温存手術と言っていました…。温存も全摘も生存率の差はないし、リンパに転移していても命に関わらないと言っていましたが…
私は、抗がん剤治療中に他に転移したら…と考えると、どうしても手術先行にしてほしいです…。
先生なら、私のような症状でしたらどのような治療法にしますか?
長々とすいません…
最近はまた、悩む方が増えて不安に過ごすようになってしまいました…。
 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。
「私は全摘を希望ですが」とありますが、それであれば「術前化学療法の適応はありません」

回答

「私の場合2.6㎝ですが、このままの腫瘍の大きさでは温存は出来ないのですか?」
⇒状況によります。
「腫瘍の部位」や(MRIでの)「腫瘍の拡がり」も参考にして決めます。
「私は全摘を希望ですが、温存と全摘では生存率は違うのでしょうか…?」
⇒生存率は同じです。
この事実により「温存術が許容されている」と考えてください。
ただ、「温存の場合は、術後放射線照射をしても温存乳房内再発の可能性が残る」のに対し「全摘では、局所再発はほぼ無い」という違いはあります。(ただ、生存率には影響しません)
「先生なら、私のような症状でしたらどのような治療法にしますか?」
⇒「手術先行」です。
「全摘が希望」の人に「術前抗がん剤を押し付ける」担当医の行動は意味不明です。

質問者様から 【質問6】

毎回丁寧な回答ありがとうございます。
またまた質問ですいません…。
私の通っている病院では、皆さんがよく言っている病理結果は、もらえません…。
詳しいことも聞かなければ、教えてもらえないです。聞いても、やってみなければ分からない!とよく言われます…。
確かに、やってみなければ分からないのかもしれないですが不安ばかりです…
リンパ転移の疑いがあるとなれば、転移している確率は高いのでしょうか?
エコーでは3cmくらいの腫れはあると言われました。
1日が過ぎる度に恐怖で押し潰されそうです…
先生は、秋田県に信頼できる医師はいますか?
 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは。田澤です。
「全摘を希望している」のに「術前化学療法」の方針となったのでしたね。
「リンパ転移の疑いがあるとなれば、転移している確率は高いのでしょうか?」
⇒不明です。
画像をみていないのに「判断はできない」のです。
「先生は、秋田県に信頼できる医師はいますか?」
⇒解りません。
ただ仙台の東北公○病院以上では無い事は間違いないと思います。

質問者様から 【質問7】

先生いつも丁寧な回答ありがとうございます。
昨日から入院して、今日は担当医と最終打ち合わせです…
私はリンパ転移していて、微少に広がりがあるみたいです…
なので、医師からは術前抗がん剤をして、微少の癌細胞を少なくしてからの手術の方がいいと言われました。
後は薬の効きも知ることができるから…と言われました。
私のリンパ転移の状態であれば、先に術前抗がん剤をするのが、当たり前なのでしょうか?
大本を取ってからの治療では手遅れなのですか…?どうすればいいのかわからなくなってきました…先生の一言を聞きたくて質問させていただきました…
 

田澤先生から 【回答7】

こんにちは。田澤です。
私は、術前化学療法本来の目的である「小さくして温存」以外の理由を全く認めていません。
今までのQandAの場でも「何度となく、本来の術前化学療法の適応ではない理由」についてはコメントしてきました。
質問者を余計に混乱させてしまうとしたら、申し訳ありません。
その場合は、この回答のことは忘れてください。

回答

「私はリンパ転移していて、微少に広がりがある」
⇒全く根拠がありません。
その「微小な拡がり」とは、「担当医にしか見えない、心で感じる何か、ですか?」
○リンパ節転移があるからといって、「全身に、見えない癌細胞が拡がっている」と推測するのは「あまりにも根拠薄弱」と言えます。
「目に見えない癌細胞を叩いてから手術する」という言い方をする医師も多いですね。
○少し言葉が悪いですが「目に見えないのに、あなたはどうやって癌細胞の存在を感じ取っているのですか? 心の目とやらですか?」
「薬の効きも知ることができるから」
⇒それを知って何になるのですか?
術前術後に用いる抗がん剤は「アンスラサイクリン」と「タキサン」に適応が限定されています。
「薬の効き」を見ても、何の意味もありません。
「効きが悪いことが解った」としても、「他に替えようがない」のです。
○抗がん剤の「本来の、そして最大の」目的は「再発予防」です。
「薬の効きとやら」を試す必要がありますか?
将来的に再発しないために「やるべき治療をする」ことこそ重要です。
★抗がん剤は「術前に用いても、術後に用いても効果は同じ」なのです。
体に「腫瘍を残したまま」効かないかもしれない抗がん剤を使用して(結果、進行した仮定して)『この抗がん剤は効かないことが解った。良かったですね』となりますか?
術前抗がん剤は「(癌の塊を体に置いたまま)効かないかもしれない抗がん剤を試すかもしれない」リスクの有る治療という認識が必要です。
「私のリンパ転移の状態であれば、先に術前抗がん剤をするのが、当たり前なのでしょうか?」
⇒上記でコメントした通りです。
「小さくして温存する」という本来の目的から逸脱しています。
抗がん剤が「術前でも術後でも効果は同じ」なのですから「確実に病巣を摘出」してから「やるべき抗がん剤を行う」ことが最も安全な方法です。
「抗がん剤が効かなかった場合、(その体に残したままである)癌細胞の塊が進行するリスク」について担当医から「きちんと説明」してもらい、「納得できるのであれば」このQandAのことなど忘れて「自分が信じた治療に邁進」してください。
「大本を取ってからの治療では手遅れなのですか…?」
⇒「手遅れ」ではありません。
「微小な拡がり」なんて想像する必要は無いと思いますが…
むしろ(抗癌剤が効かなかった場合に)「手術するには手遅れ」な状態まで「進行するリスク」があるのです。

質問者様から 【質問8】

忙しい中、いつも丁寧な回答ありがとうございます。
今日の午後から術前抗がん剤をすることになりました。
医師からは説明を聞き、まずは腫瘍を小さくしてから、後に手術になりました。
これからは、治療に専念しようと思います。
そこで質問なのですが、私に使う抗がん剤は、エピルビシン、5-FU、シクロフォスファミドとなっていますが…大丈夫でしょうか?
決まった以上後戻りは出来ないので、先に進みます…
先生でしたら、どのような治療にしますか?もう、
何をどう考えればいいのかわからなくなり、弱音を吐くようになってしまいました…
どうか、よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答8】

こんにちは。田澤です。
結局、術前抗がん剤となったのですね。
きちんと「術前抗がん剤が効果がない可能性」についてもお話されましたか?
その話をされた上で、「リスクについても承知した上での」決断であれば、全く問題ありません。

回答

「そこで質問なのですが、私に使う抗がん剤は、エピルビシン、5-FU、シクロフォスファミドとなっていますが…大丈夫でしょうか?」
⇒サブタイプによって行う抗がん剤は異なるので、完全な回答にはなりませんが…
私はFEC(エピルビシン、5-FU、シクロフォスファミト)はしません。
アンスラサイクリンをするのであれば、ECを行います。
「先生でしたら、どのような治療にしますか?」
⇒再三回答していますが…
全摘希望ならば、(無理やり)「術前化学療法」などしません。
但し、ご本人が「小さくして温存」という意思であれば、「サブタイプに応じた」抗がん剤をします。(現状、サブタイプが不明なので内容についてはコメントできません)
「何をどう考えればいいのかわからなくなり、弱音を吐くようになり」
⇒本当に納得しないままの「術前抗がん剤」が正しい事なのか?
○自分の治療に納得できるだけの「説明」を担当医から得るべきです。

質問者様から 【質問9】

いつも丁寧な回答ありがとうございます。
術前抗がん剤を29日から始まりましたが、今更ながら後戻りはできないいのは承知ですが、今一度、先生に質問させていただきます…
自分で決めた事とは言え、実はまだ吹っ切れません…
先生にとっては、ご迷惑なことなのは分かっています…
質問の内容ですが、リンパ転移で微少転移があり、手術では全て取りきれないのもあるから抗がん剤治療になりましたが、昨日、細胞針の病理結果を個人的に欲しくて、頂きました。
専門用語ばかりで調べれるところは調べましたが…異型の癌細胞が肺の一部に…線維化?みたいな事を書いていました…これは、いずれ肺に転移すると言うことでしょうか?
抗がん剤治療を中止してもらい、手術先行にしてもらうことは可能なのでしょうか?
先生のお返事をお待ちしてます…
 

田澤先生から 【回答9】

こんにちは。田澤です。
「異型の癌細胞が肺の一部に…線維化?みたいな事を書いていました…これは、いずれ肺に転移すると言うことでしょうか?」
⇒ありえません。
質問者が、(その細胞診の結果を)「読み違い」している事は確実です。
「細胞診」とは「腫瘍か腋窩リンパ節のもの」の筈ですが、そこに「肺の情報」など全くナンセンスです。
○確か「入院中」なわけですから、「担当医に説明してもらう」ことが必要です。
言葉は悪いですが「リンパ転移で微少転移があり、手術では全て取りきれないのもある」という何か(実際には見える筈の無いものが見えている)「神がかりな目」を持っている担当医には「何でもお見とおし」の筈です。
「抗がん剤治療を中止してもらい、手術先行にしてもらうことは可能なのでしょうか?」
⇒それは「担当医と相談」してください。
私が回答できるものではありません。

質問者様から 【質問10】

毎回丁寧な回答ありがとうございます。また、再度質問させて頂きます。
抗がん剤治療中です。2回目は5日にやります。
私の癌は、トリプルネガティブで、ki90で治療法も抗がん剤のみです…
さらに、抗がん剤の副作用なのか微熱と咳が出ます…
医師には間質性肺炎になるかもしれないと言われ、さらに絶望的な日々です…
私はもう、治るのは難しいのでしょうか…?今は癌=死にしか思えません…
子供達はまだ小さく、私は死にたくありません…生きたいです…
でも、私は何もかもが悪い方ばかりで、立ち直れません…
私はもう、命が短いのでしょうか…?
先生に、こんな質問ばかりで本当にすいません…
 

田澤先生から 【回答10】

こんにちは。田澤です。
術前化学療法で「副作用が強かった」ということですね。
全く不必要なことで悩んでいると思います。
今からでも遅く無いので、「手術先行」にして術後療法にしてはどうでしょうか?
随分違った風景が見えてきます。
担当医と相談してみてください。

質問者様から 【質問11】

いつも、ご回答丁寧にありがとうございます。
私は副作用が強く出るタイプなのですか…
担当医は、術前抗がん剤を強く進めてきます…。
本体とリンパは、いつでも出来るが、今は抗がん剤の効きを観るのと全身に広がっている微小の転移を叩くと…
術後にやっても、副作用は同じものでしょうか?
私は手遅れですか…?
治ることは難しいですか…?
何度も、繰り返ししつこくてすいません…
 

田澤先生から 【回答11】

こんにちは。田澤です。
「小さくして温存」以外の「適当な理由をつけて」術前抗がん剤治療を行う医師に対しては、これ以上コメントしたくはないのですが…(どうしても痛切になってしまいます)
●術前抗がん剤により「3~6%の病勢進行」があることを「きちんと説明されて」いますか?

回答

「抗がん剤の効きを観る」
⇒術前術後に行う抗がん剤はそもそも「アンスラサイクリン」と「タキサン」しか選択肢がありません。
「効かないからといって」変えることはできないのです。
○「効果を見て」何をしようというのでしょうか?
「全身に広がっている微小の転移を叩く」
⇒担当医は随分「視力がいい」ようですね。
それとも「心の目」でしょうか?
担当医には「見えない癌細胞が見える」ようです。超人的ですね。
「術後にやっても、副作用は同じものでしょうか?」
⇒同じです。
但し「手術により、病巣が摘出されている」ので、「腫瘍を体に置いたまま抗がん剤をする」ことに比べ「プレッシャーが全く異なり」ます。
「私は手遅れですか…?治ることは難しいですか…?」
⇒「遠隔転移が無い」のだから「手遅れ」ではありません。
根治する可能性の方が高いことを忘れてはなりません。

質問者様から 【質問12】

先生いつも親切で分かりやすい回答、本当にありがとうございます。
私の担当医の考えとは違いますが、不思議なことに、田澤先生の言葉の方が素直に受け止めてしまいます。
お会いしたこともなくQ&A上だけですが、これほどまでに親身なって頂き本当に感謝してもしきれません。
これからも、些細な疑問や質問があった時には、田澤先生を第2のセカンドピニオンの先生として頂いてもよろしいですか?
先生の言葉は、乳ガン患者の私達には生きる勇気と希望を頂けます。
これからも、よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答12】

こんにちは。田澤です。
納得して治療を頑張ってください。
そして「担当医に聞けない」疑問点があったら、御連絡ください。

質問者様から 【質問13】

いつもQ&Aを毎日見ています。
そして、回答ありがとうございます!
2~3日前から 髪の毛が抜け始めました。
26日には、2クール目に突入します。
今のところ、触った感じは腫瘍が小さくなったのを実感します。
そこで質問なのですが、4回目の時にCTをやると言われましたが、普通
なのでしょうか?被爆はあるんですか?
 

田澤先生から 【回答13】

こんにちは。田澤です。
「4回目の時にCTをやると言われましたが、普通なのでしょうか?」
⇒CTなんかよりも「きちんと毎回(3週毎)超音波で確認」していますか?
CTは不要です。
「被爆はあるんですか?」
⇒あります。
CTなど「頻繁に撮影する必要」は全くありません。
「超音波で毎回腫瘍をチェック」するべきです。
CTは撮影するとしても(私は賛成しませんが)術前抗がん剤終了時(術前)でも十分でしょう。

質問者様から 【質問14】

毎日お忙しい中、回答ありがとうございます。先生は、休息できていますか?
質問なんですが、術前化学療法中で2クール目(FEC)をやっていますが、後どのくらいやるのか解りません…半年やると言われましたが……たまに、チクッとした痛みがあります。
これは、進行しているのですか?
腫瘍がだいたい半分くらいになったと言われました。このまま、続けてもいいものでしょうか?
担当医から、腫瘍があった場所がわからなくなるから、毎日マジックで丸印をつけてくださいと言われました…
トリプルネガティブですが、今でも頭からは全摘したいという気持ちが離れません…でも、担当医と家族の意見は同じで、私だけが反発している感じになってしまい、どうすればいいのか…
 

田澤先生から 【回答14】

こんにちは。田澤です。
「全摘を希望しているのに、何故か術前抗がん剤をされている」わけですね。
私には「担当医の行っている術前抗がん剤を勧める理由」に全く同意できません。
その意味では「質問者」が「担当医と私の行っている事」の「板挟み」になるだけで、この場は無益のように感じます。
このまま「術前化学療法を続ける」のであれば、御検討いただきたいと思います。
私は「QandAで質問されるかぎり」(例外なく)回答することにしている(しかも自分の意に反したことを言うつもりは全くありません)ので、時に(質問者にとって)期待しない回答となりそうです。

回答

「後どのくらいやるのか解りません」
⇒(抗癌剤が効いていれば)あと2回です。
「たまに、チクッとした痛みがあります。これは進行しているのですか?」
⇒違うと思います。(腫瘍が小さくなっているのだから、それを信じるしかありません)
「このまま、続けてもいいものでしょうか?」
⇒抗がん剤は「術前術後」トータルで考えます。
今の時点で「手術」をすれば、術後に「残りをやるだけ」です。
「担当医と家族の意見は同じで、私だけが反発している感じ」
⇒私は「担当医の意見」には全く同意できません。
治療を受けている以上、「担当医と話し合うべき」でしょう。

質問者様から 【質問15】

いつもお忙しい中ありがとうございます。
2クール目の抗がん剤から、白血球が下がりすぎて、数値を上げる注射を4日間やりました。
そして、火曜日に結果を見ることになりました。
うまくいけば、木曜日に抗がん剤になります。
だんだん、副作用が色々出てくるようになりとても不安です…
これから先、抗がん剤治療を進める旅に副作用が強くなるんでしょうか?それとも、そのつど違うのでしょうか?
超音波をやった時は、腫瘍が3分の1くらいまで小さくなったとの事です。
温存すれば、放射線+術後抗がん剤治療で、全敵をすれば術後抗がん剤治療だけなのでしょうか?
毎回質問ばかりですいません。
 

田澤先生から 【回答15】

こんにちは。田澤です。
「これから先、抗がん剤治療を進める旅に副作用が強くなるんでしょうか?それとも、そのつど違うのでしょうか?」
⇒そのつど違います。
「温存すれば、放射線+術後抗がん剤治療で、全敵をすれば術後抗がん剤治療だけなのでしょうか?」
⇒「乳房切除術後も「リンパ節転移の個数」によっては「術後照射の適応」があります。
質問者の場合に当て嵌まるかはわかりませんが
リンパ節転移4個以上「推奨度A」
リンパ節転移1~3個「推奨度B」
 
 

 

質問者様から 【質問16】

お忙しい中、お世話になりました。
主治医は骨は大丈夫と言っていました。
私は骨転移なのですか?
そうなると、寿命は長くてどのくらいになりますか?
根治は出来ませんよね…?
子供達が小さいので、死ぬわけにはいかないので、出来る限りの事はしたいと思います。
来週、手術の予定になりました。
もちろん全摘を伝えます。
これから先、リンパ転移ありですが、別の癌になることはありますか?
 

田澤先生から 【回答16】

こんにちは。田澤です。
質問者は混乱しているようです。
「主治医は骨は大丈夫と言っていました。私は骨転移なのですか?」
⇒どういう意味ですか?
 担当医が「骨は大丈夫」といっているのだから、「信用してあげて」ください。
 
「そうなると、寿命は長くてどのくらいになりますか?根治は出来ませんよね…?」
⇒「骨転移はない」といっている担当医に聞いてみてください。
 
 
「これから先、リンパ転移ありですが、別の癌になることはありますか?」
⇒リンパ節転移があっても「手術できちんと取る」ことで根治できます。
 「別の癌になる」という意味が解り兼ねますが…
 
○質問者は混同しているようです。
 もしも「骨シンチグラムの所見」に気になることがあれば直接、担当医に聞いてみてください。
 
 

 

質問者様から 【質問17】

いつもお忙しい中、回答ありがとうございます。
質問ですが、病理結果が出て癌細胞が生き残ってませんでした。
ってだけ言われました。
詳しいことは何も言われていません。
(中旬)日からパクリタキセルが始まります。
副作用は同じような感じだと言われました。
放射線はやらないみたいです。
大丈夫でしょうか?あと、気付いたら口の中の扁桃腺らへんに、ボコッとした異物が出来ていました。
これは転移でしょうか?
 

田澤先生から 【回答17】

こんにちは。田澤です。
メール内容だけでは、「全ての状況を見とおす」ことはできませんが…
以前からの内容で確実なのは
「トリプルネガティブでFECを術前に開始していた」という内容に誤りはありませんね?
ここからは、私なりに「パズルを解く様に」回答します。
状況の把握に誤りがあったら、是非「指摘」してください。
「病理結果が出て癌細胞が生き残ってませんでした。」
⇒FEC後に「手術をした」のだと「推測」します。
 手術をしたら、「病理学的完全寛解だった」ということですね?
 とても良かったです。
「(中旬)日からパクリタキセルが始まります。」
⇒術後の抗がん剤ですね?
 術前にFECを行ったから、(術後に)残りのタキサンを行うところなのだと「推測」します。
 
「副作用は同じような感じだと言われました。」
⇒全く違います。
 共通点は「脱毛」くらいです。
 アンスラサイクリンが「吐き気メイン」に対して、weekly PTXは(最初は全く副作用がなく)「極めてゆっくりと、痺れが出てきます」
 
「放射線はやらないみたいです。大丈夫でしょうか?」
⇒ここは注意が必要です。
 もしかすると、(担当医が)「放射線照射の適応は化学療法前の状況で決めなくてはならない」という事実をご存じない可能性があります。
 一度確認が必要です。
 
 放射線の適応は「手術時の病理結果」ではなく、(術前抗がん剤を行った場合には)「抗がん剤前の画像診断所見によって適応を決める」必要があるのです。
(この事を良く理解していない乳腺外科医を散見します)
 
「気付いたら口の中の扁桃腺らへんに、ボコッとした異物が出来ていました。」
「これは転移でしょうか?」
⇒そんなところに絶対に転移は起こりません。
 1000%確実です。
 ご安心を。
 
 

 

質問者様から 【質問18】

毎回丁寧な回答ありがとうございます。
前回は全てが説明不足でご迷惑をお掛けしてすいませんでした。
3月(下旬)日に右胸全摘をしました。
今は、術後の残りの抗がん剤パクリタキセルを3回目を終えたばかりです。
主治医は、やはり何度聞いても放射線はやらないとの事でした。
少し不安ですが…。
私はトリプルネガティブなので、パクリタキセルが終われば治療法はなくくなるのですよね?
これからは、再発の恐怖の日々を過ごすことになります。
前に、術前で抗がん剤をすると生存率や再発率が解らなくなると言っていましたが、田澤先生の経験上から
ザックリでいいので、私の%を出しては頂くのは不可能でしょうか?
後、何故トリプルネガティブは再発すると余命が短いのですか?他のサブタイブは違うんですか?
私は再発してしまうのでしょうか…?とても怖いです…。
 

田澤先生から 【回答18】

こんにちは。田澤です。
何故術後照射をしないのか不明ですが…
「私はトリプルネガティブなので、パクリタキセルが終われば治療法はなくくなるのですよね?」
⇒それは勘違いです。
 術前術後の補助療法としての化学療法はする必要がない(適応がない)、万が一の場合には抗ガン剤は沢山あります。
 
「ザックリでいいので、私の%を出しては頂くのは不可能でしょうか?」
⇒いい加減な予想をすることは、無意味だと思います。
 やるべき事をやって、あとは健康に生活することです。
 
「後、何故トリプルネガティブは再発すると余命が短いのですか?他のサブタイブは違うんですか?」
⇒再発した際に、治療を再開することになるのですが、
 ルミナールタイプではホルモン療法が、HER2タイプならば抗HER2療法が、(トリプルネガティブで行う、抗ガン剤に比べると)長期間奏功するからです。
 
「私は再発してしまうのでしょうか…?とても怖いです…」
⇒そんなことはありません。
 再発しない確率の方が高い筈です。
 松井選手のように「自分でコントロールできることにのみ集中して、自分でコントロールできないことは気にしない」そんな日がきっときます。
(松井元選手の記事は、管理番号2345「脈管侵襲について」の【質問2】)





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