[管理番号:8527]
性別:女性
年齢:39歳
病名:
症状:
投稿日:2020年5月15日
こんにちは。
3Dマンモの被爆量について教えて下さい。
通常のマンモは過去の先生の答えを見て、心配せず安心して1年に一度エコーとともに受けております。
ただ、前回受けた乳腺外科のマンモの写真見たとき、かなり白く写っており高濃度かと聞くとまだ30代だしそれに近いのかなと先生も言っていました。
3Dマンモを受けたことないのですが、やはり白く映る人は3Dマンモでないと早期発見しにくいですか?
人間ドックだと普通のマンモになるので今後迷ってます。
自費でも設備のある病院で3Dマンモを年に一度受け、ドックではエコーのみにするべきか。
ただ、3Dだと被爆量気になります。
乳腺外科によっては被爆量が低減されてる3Dマンモ使ってますなどとホームページに書かれている所もあれば何も書かれていないところもあります。
3Dマンモは一般のマンモに比べてどれくらい被爆量なのでしょうか?
また被爆量低減されている3Dマンモというのは色々種類があるのでしょうか?
また低減されてる3Dマンモと普通の3Dマンモではどれくらいの被爆量の低減になるのでしょうか?
また高濃度でも40代50代と年をとってくると高濃度でなくなってくるものでしょうか?
また高濃度はそうでない場合に比べて乳がんになる確率はあがりますか?もしそうならどれくらい上がりますか?
よろしくお願いします。
長々とすみません。
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
乳腺が多い=乳腺濃度が高い=マンモでわかりにくい(高濃度乳腺)=エコーでは解りやすい。
乳腺が少ない=乳腺濃度が低い(脂肪性乳房)=マンモでわかりやすい=エコーでは
(脂肪と腫瘍はエコーでは近いため)解りにくい
上記を参考にしてください。
「3Dマンモを受けたことないのですが、やはり白く映る人は3Dマンモでないと早期発見しにくいですか?」
⇒3Dにしても…
エコーには全く敵いません。
「3Dマンモは一般のマンモに比べてどれくらい被爆量なのでしょうか?」
⇒約1.5倍(大した被ばく量ではありません)
「また高濃度でも40代50代と年をとってくると高濃度でなくなってくるものでしょうか?」
⇒勿論!
(ブラックボックスに入れずに)理論的に考えてみましょう。
若い頃 乳腺が発達⇒乳腺濃度が高い⇒高濃度乳腺
閉経後暫くすると 乳腺が退縮し脂肪に置き換わる⇒乳腺濃度が低くなる⇒マンモで見やすくなる。
「また高濃度はそうでない場合に比べて乳がんになる確率はあがりますか?」
⇒変わりません。(見つけにくいだけです)