こんにちは、毎週のコラムと新作動画ありがとうございます。
私は、過日「遠隔転移したときの延命＆緩和」について匿名で投稿した者です。

「管理人さまへ
私は、何も発言しないほうがよいかもしれないと迷っています。楽しい掲示板を凍りつかせたり、荒らすのは本意ではなく、不適切でしたら容赦なく非公開、編集でも削除でも何とでもしてください。」

また、なんだか重たい投稿になってしまいそうなので苦手な方はスルーしてください。申し訳ありません。

1月のとある日、診察から帰宅し、リンクを辿って『コラム 負けざる者たち』を読んだ私は、どうしても気持ちを抑えることが出来ませんでした。
この医師に質問だけでもしてみたいと下書きを始めたものの挫折して、この掲示板に主治医への不満をぶちまけてしまいました。軽率で愚かだったと、とても後悔しています。

どうせポリシー違反で掲載はされないだろう、と思っていました。
それなのに、誰が投稿したのか分からない書き込みに、動画で答えていただき、コメントをくださる方がいました。
手を差しのべてくれる人がいる、受け入れてもらえるということが、私はこんなにも嬉しかったのだと知りました。

いただいたコメントのすべてがありがたく、その場で返信したかったのですが、なかなか冷静になれず時期を逸してしまいました。
今さら、コメントしていただいた全ての方には見ていただけないかもしれませんが、この場をお借りして、心より深く感謝申し上げます。
ただ、私のその投稿で、ご不快な思いを、ご迷惑をおかけしてしまった方には、本当に申し訳なく思っています🙇‍♀️

この数ヶ月で『乳がんプラザ』を読みまくり、今さらですが勉強しました。
まず、その情報量に驚き、時にユーモアを交えながらの解説で、難しい内容も理解しやすく、思わず読みふけってしまいました。
これまでは、がん研の情報サービスや患者向けガイドラインばかり読んでいました。それだけが正しいと信じて。

私は、田澤先生のお人柄はネットを通して知るだけです（否定的な評判も含め）
休み明け大量にアップされるＱＡ、何度でも辛抱強く繰り返される同じような回答、
『お気持ちお察しします』『がんばりましたね』の言葉、ネガティブワードにさりげなく添えられる『万が一』の文字。

この掲示板に溢れ、流れて行く優しさは、田澤先生を慕う患者さんと、それを大切に思う管理人さんに支えられているのですね、きっと。

実名で『手術は低侵襲』『生検が100％なのは「自信がある」ではなく「事実」』と言い切る医師の潔さ。それを許容する江戸川病院🏥
そして、その扉は、何時でも（もちろん、休日はお休みください）、誰にでも、平等に開かれている。何だか夢を見ているようです。

いつか乳がんは切らずに治せる日が来るのかもしれません。
でも、その『いつか』を待てない患者がいます。

増える乳がん患者、不足する外科医、医師の働き方改革、ネットの大きな拡散力。
希望する全ての患者さんに対応することは非常に困難なことだと理解しています。
こちらの患者さんでも、すでに『席をお譲りするべき』かと逡巡する方もいらっしゃるようです。
それでも、スーパーマンこと田澤先生の手技を必要とする患者さんが、この場所に辿り着けることを私は祈ります。
悔やんでも悔やみきれない、この思いを、もう誰にもして欲しくありません。

そして、自宅近くの病院で闘病を続ける私にとっても、ここは希望を繋ぎ、支えてくれる聖地のような所です。
身勝手なお願い、いえ全ての乳腺疾患に苦しむ患者さんのためにも、江戸川病院乳腺外科が、このままで長くあり続けることを心から願っています。
どなたかが書いていらっしゃいましたが『田澤先生の後に続く医師が育って欲しい』と、私もそう思います。

本当は、掲示板の楽しそうな会話に、そのまましれっと参加しちゃおうかなぁーとも思ったのですが少々後ろめたく…
もう何も発言しないほうがよいかなとも思いましたが、やはりちゃんとお礼は言いたかったし、自分の思いも伝えておきたかったので、ごめんなさい。

読んでいただきありがとうございます。
長文で、失礼いたしました🙇‍♀️