[管理番号:13452]
性別:女性
年齢:36
病名:
症状:
投稿日:2026年02月10日
初めまして。
ホルモン受容体の乳がんと診断され、3月頭に手術の予定でした。(ki-67 15%)
病理検査の結果後、ホルモン療法は必須になりそうとの事でした。
しかし術前検査で腋窩リンパ節への転移が認められ,エコーで見る限り3cmはあるとのこと。
乳房のしこりは2cm程度。
この結果を見て、脇のしこりが大きいため抗がん剤からスタートすることを勧められました。
しかし田澤先生のQ&Aを読み漁ると、ホルモン受容体はホルモン療法が主流でオンコタイプを見てからやるべき。
術前化学療法にはデメリットもあるため、温存を希望してなければ手術先行の方が望ましい。
などという文を見つけ、主治医に手術先行を相談しようと思っています。
ただ、脇の下のしこりが自分でもわかるくらいの大きさで、圧迫感ややや痛みもあり、この大きさだと手術先行は難しいのではという不安と、右利きなので術後の後遺症なども少し心配です。
???このしこりの状態でも、効果が未知な抗がん剤先行より手術先行の方がベストでしょうか。
???1か月前には分からなかったくらいのリンパ節のしこりが一気に大きくなったのは、ルミナルタイプではあるが悪性度が高いと覚悟をした方が良いのでしょうか。全身転移も心配です。
幼い子どもがいるため、とにかく根治を目指したいと思っています。
宜しくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
ただ、脇の下のしこりが自分でもわかるくらいの大きさで、圧迫感ややや痛みもあり、この大きさだと手術先行は難しいのではという不安と、右利きなので術後の後遺症なども少し心配です。
???このしこりの状態でも、効果が未知な抗がん剤先行より手術先行の方がベストでしょうか。
→無論、手術先行がベストです。
3つ注意点があります。
1.腋窩郭清は「術者を選ぶ」手技であること
そもそも腋窩郭清に自信が無い医師ほど、「腋窩転移があるから術前に抗がん剤をしたがる」わけです。
2.術前抗がん剤して(もしも効いたとして)見えなくなったリンパ節が(実際には顕微鏡レベルで残存していて)それが後々再発するというリスクが術前抗がん剤後の(不十分な)手術症例では指摘されている
3.そもそも術前抗がん剤が必ず効くとは限らない。その場合(最悪の場合)手術不能まで悪化するリスクが存在する。
手術不能とならないまでも、無効な治療が癌を進行させるリスクは常に存在します。
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(回答が公開されてから2週間後)
2026/2/26
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