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エンハーツの投薬中止が続いて悩んでいます

[管理番号:13189]
性別:女性
年齢:48
病名:乳がん
症状:多発骨転移、肝臓転移、左鎖骨上リンパ節転移
投稿日:2025年11月14日

いつも先生の動画やこのQ&Aを拝見しています。40代後半の女性です。
2021年9月に左乳房に癌があることが発覚し同年12月(下旬)日左乳房全摘・乳房再建の手術をしました。(術後病理結果:腫瘍径40㎜、リンパ節転移1個、病期ⅡB、ホルモン受容体E・Pともに90%、HER2 2+、核グレード3、Ki67 80%、脈管侵襲あり)その後抗がん剤治療(AC4クール、ドセタキセル4クール)を実施したのち、タモキシフェンの服用とゾラデックスの注射を打つという治療を行ってきました。
2024年5月に左足が痛くなり歩けなくなってしまったので、地元の整形外科に行きMRIを取ってもらったところ、骨転移していることが発覚し、更にかかりつけの病院でMRIやPET検査をしたところ、多臓器転移(肝臓)、多発骨転移、多発リンパ節転移を言われました。6月(上旬)日からフェソロデックス、ゾラデックス、6月(下旬)日からランマーク、6月25日からは左股関節の放射線治療を2週間実施し、8月(上旬)日からはベージニオを開始しました。12月(下旬)日の血液検査で腫瘍マーカーが上昇したため、ホルモン剤をエキセメスタンに変更しましたが腫瘍マーカーが下がらなかったので4月(中旬)日からパクリタキセルをベバシズマブに変更。9月(上旬)日腫瘍マーカー上昇したため、検体を調べ
たところHER2低発現であったため9月(中旬)日からエンハーツ治療を開始しました。
しかし10月(下旬)日、エンハーツの3回目が血小板の数値が低くて(56)中止、10月(下旬)日にインフルエンザに罹患、11月5日に再度3回目のエンハーツで受診するも主治医が「私の体調が充分でなければ肝機能、炎症値、ヘモグロビンの数値が無理してやる数値ではない」との判断でまた中止でした(AST/104、ALT/77、LD/596、ALP/372、γ
GT186)。
インフルエンザに罹患してから咳や鼻水、痰が止まらなかったため、耳鼻科に行くように言われました。11月(中旬)日耳鼻科に行ったところ、軽い副鼻腔炎と診断され、抗生剤のサワシリン、ベポタスチンベシル酸塩錠、カルボシステインを処方され服用していました(インフルエンザに罹患してからは市販薬のメジコン服用)。さらにその週は胃痛により、カロナール、太田胃散チュアブルNEOなどの薬を服用していました。
いよいよ今週はエンハーツを投薬できるなと思い11月(中旬)日受診したところ、肝臓の数値がAST/203、ALT/175、LD/736、ALP/687、γGT/442、となってしまい、更に今まで通常の数値であった総ビリルビンも2.0に上昇してしまいました。また数日前から、
尿が茶色っぽかったのでその旨を伝え尿検査も実施したところ、ビリルビンが2+になっていました。医師から、「この数値ではエンハーツはできない。今回は直前に抗生剤等の薬を飲んでいるので薬剤性で数値が高くなったのか、11月(上旬)日に取った造影CTには映らない小さながんが、治療をしないうちに大きくなって肝臓の数値が高くなったのかを判断するため、副鼻腔炎に関する薬をいったんやめて、来週再度血液検査をする。それでも肝臓の数値が悪かった場合は、緩和ケアしかない」と言われてしまいました。
もともと肝臓の数値が高かったので、パクリタキセルを始めたころから、グリチロン配合錠、ウルソデオキシコール酸錠をそれぞれ1回2錠1日3回服用しています。現状、来週火曜日の再検査に向けて肝臓の数値が下がることを期待して過ごしていますが、尿は茶色のまま、1日おきに激しい胃痛があります。主治医は胃痛について「内視鏡は大変だから薬で」
来週の検査結果次第ではありますが、大変な不安を抱えています。今日はエンハーツは打たなくていい、来週には数値が下がるだろうから来週にしましょう、が続いて結局肝臓の数値が上がり、打てないのが残念で仕方ありません。肝臓の数値が下がらなかった場合、本当に緩和ケアしか残されていないのでしょうか。また、肝臓の状況は造影CTやPETCTで確認していますが、それ以外に検査方法はないのでしょうか。
現状で考えられる治療法がありましたら是非ご教示願いたいと思います。よろしくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

来週再度血液検査をする。それでも肝臓の数値が悪かった場合
→と、ありますが…

まずは来週の採血結果を待ちましょう。
改善すれば無事にできるわけですから

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(回答が公開されてから2週間後)
2025/12/4
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