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HER2タイプの乳がん、高齢の抗がん剤について

[管理番号:13156]
性別:女性
年齢:80
病名:乳がん
症状:乳頭のただれ
投稿日:2025年10月26日

乳がんとわかり、その後のPET結果が右乳がん 右腋リンパ節転移 多発肝転移 多発骨転移と診断されました。ステージIV
根治不可 かなりの進行癌とのことでした。
手術はできない状態で薬物療法を主体とした治療を行うにあたり、HER2タイプのため 抗HER2薬フェスゴ皮下注射と抗がん剤ドセタキセル点滴を説明されました。

母は腎不全のため腎臓の数値がとてもわるく、血液検査結果はクレアチン3.54 、
e-GFR 10.22, 個別e-GER 9.01です。肝臓に転移してるためその数値も悪いです。アルプミン 3.7、総ビリルビン 0.3、AST 67、LD 384、ALP 180、r-GT 332です。

薬物療法でHER2タイプなため 抗HER2薬フェスゴ皮下注射と抗がん剤ドセタキセル点滴を提案されました。
母の腎臓のこともあり抗がん剤はいちばん少ない量を点滴するということでしたが、
母が抗がん剤に耐えられるのか心配です。かなりの進行癌との診断ですので抗がん剤をしない場合、がんの進行が心配があります。
コロナワクチンを3回以上打った場合はかなり免疫力が落ちているとコロナ後遺症の先生から伺いました。母は3回打っています。
フェスゴだけではあまり治療としては期待できないでしょうか?
何も治療しない場合は年を越せない場合も考えられると言われました。

いつなんどきどうなるかわからないと言われましたが、現在母は普通に元気にしています。
残された時間が短いのであれば抗がん剤で苦しむよりはしない選択が良いのかもしれないと迷って迷って答えが出ませんが早く治療もはじめないといけないため、
決めないといけないようです。先生はどう思われるか教えていただければ有難いです。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

フェスゴだけではあまり治療としては期待できないでしょうか?
→残念ながら期待できません。

やはり主治医のいうように「少量のdocetaxel」が妥当と思います。

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(回答が公開されてから2週間後)
2025/11/10
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