[管理番号:13126]
性別:女性
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病名:
症状:
投稿日:2025年10月08日
田澤先生こんにちは。
私は右乳がん全摘+広背筋自家移植同時再建+リンパ節郭清をしました。
術前検査ではリンパ節転移は見つからなかったのですが、センチネルリンパ節生検で見つかり、最終4個の転移が見つかりました。しこりも大きく、ステージⅢaです。術前針生検ではルミナルaと言われています。今後、抗がん剤治療(半年)、放射線治療、ホルモン療法(10年)、ページニオ(2年)と説明されました。
術前説明では抗がん剤治療はしなくても大丈夫かもしれないというような説明を受けており、病理結果から想像とかけ離れた治療内容となったため、ショックでたまりません。
また、放射線治療の可能性についても術前説明をきちんと受けておらず、同時再建を選択してしまったことは失敗だったのではないかと強く後悔しています。
放射線治療による再建乳房への影響は大きいのでしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
リンパ節転移4個はpN2となり、「抗がん剤及び放射線治療の適応」となります。
ただ再建乳房にはそのどちらも影響しないので「センチネルリンパ節生検で陽性であれば(追加郭清により4個以上の可能性が出てくるので)同時再建は断念する」と術前の取り決めしなかったわけです。
♯もしもこれが「tissue expander」であれば放射線治療に影響したり、人工物の場合には(その感染性により)抗がん剤治療に影響があるので、「センチネルリンパ節生検で陽性なら再建は団円する」という取り決めとなることが多いのです。
放射線治療による再建乳房への影響は大きいのでしょうか?
→上記通り、問題ありません。
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2025/10/29
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