[管理番号:13066]
性別:女性
年齢:41歳
病名:右胸乳管癌
症状:
投稿日:2025年09月10日
いつも田澤先生の回答を参考にさせていただいており、今回初めて投稿させていただきます。
2025年5月に右胸全摘+腋窩リンパ節レベルⅠ Ⅱを郭清しました。
病理結果
??腫瘍 18mm
??リンパ節 1/10転移
??ER 100 % PR 90 %
??ki67 30 %
??核グレード2
治療方針
??6月からddEC→ddPTX
??その後放射線+ホルモン治療予定
現在、7回目の抗がん剤が終わり、残り1回となりました。
今回相談させていただきたいのは、CA15-3が上がり続けているということです。
5月24.6(手術前)
7月27.4
8月30.5(パクリ開始)
9月35.2
今回先生に3つ質問があります。
①フレア現象とも言えない気がして、これは抗がん剤が合っておらず、微小転移等している可能性があるということでしょうか。
②パクリタキセルを最後まで完遂せずに、少しでも早くホルモン治療に切り替えた方が良いでしょうか。
③全摘+郭清していても、放射線はした方が良いでしょうか。
お忙しい中申し訳ありませんが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
抗がん剤中(特にtaxane系は)CA15-3が一時的に(おそらく潜在性の肝機能障害にて)上昇して、それが終了すると徐々にもとに戻ってくることは日常的にしばしば経験します。
5月24.6(手術前)
7月27.4
8月30.5(パクリ開始)
9月35.2
→まさに、そんな感じがします。
もともと24.6ということは(質問者の基準値が25くらいだということです)この程度の値は「いかにも」抗がん剤(特にpaclitaxel)による影響を想像します。
今回先生に3つ質問があります。
①フレア現象とも言えない気がして、これは抗がん剤が合っておらず、微小転移等している可能性があるということでしょうか。
→違うと思います。
私の経験上はtaxaneによるものだと思います。 終了すると徐々に下がってくるでしょう。
②パクリタキセルを最後まで完遂せずに、少しでも早くホルモン治療に切り替えた方が良いでしょうか。
→違います。(上記)
③全摘+郭清していても、放射線はした方が良いでしょうか。
→4個以上でないので不要です。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/9/26
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