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アナストゾール錠・アルファカルシドール錠服薬後6か月、肝臓値上昇、服薬継続すべきか否か

[管理番号:12863]
性別:女性
年齢:54
病名:
症状:
投稿日:2025年07月04日

田澤先生 いつも拝見しております。ありがとうございます。
2024.8月:右乳房の部分切除
2024.9月:病理検査結果 :右乳房の微小浸潤癌・部分切除 腫瘍サイズ25×15mm、浸潤径0.9mm 、pT1mi、リンパ管・血管侵襲0 リンパ節転移なし、核グレード1・核異型度2・核分裂1 ER陽性 80% PgR90% HER2陰性 ki-67 2.1%
2024.10月:放射線治療16回
ホルモン療法:ステージが軽いので、飲まなくても良いと思うが飲む事のデメリット
を考えても飲むという事であれば飲んでもよい。
2024.11月:対側予防の為、希望して、アナストゾール錠1mg服薬開始
2024.12月:骨密度測定結果:腰77% 右大腿骨 72%の為、エルデカルシトール
0.75mg(後にアルファカルシドール錠0.5μgに変更)も加えて服用開始。
2025.6月:アナストゾール錠1mg、エルデカルシトール0.75mg、服薬開始から6か月後の血液検査→
     結果 AST(GOT):21→37(30) ALT(GPT):18→39(23) γ-GTP:26→
37(32) ※()内は上限値。 1年前(術前検査時)と比べて上がってるので薬での影響である。しかし、そんなに問題のある数値ではないので、様子をみててもいい値ではある。ガン再発を抑えるのが一番ですよね?再発すると大変だし。薬は、薬にも毒にもなる(主治医)。

アナストゾール錠を辞めたら肝臓値は下がるのでしょうか?    
飲むのをやめたら下がるのであれば、飲んでいてもいいかなとも思うが、もしそうでない、人によるとなると、もともと再発リスクが少ない、飲まなくてもいいのではと言われた上で飲んでいるので飲み続ける事に心配ですが、「ホルモン陽性、DCISに対して部分切除後の内分泌療法(2022年乳癌ガイドライン)→アロマターゼ阻害剤投与を弱く推奨する」が、ストレスをためやすい性格なので気になってもいます。
又、アナストゾール錠服薬をやめる場合、アルファカルシドール錠(右大腿骨 72%)もやめた方がいいと思われますか。
お忙しい中申し訳ございませんが、この状況での田澤先生のお考えなど教えていただけませんでしょうか。宜しくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

どう考えても微小浸潤で薬物療法は不要です。私なら「患者さんがどうしてもやりたい」と言われても行いません。

アナストゾール錠を辞めたら肝臓値は下がるのでしょうか?
⇒そう思います。
   
又、アナストゾール錠服薬をやめる場合、アルファカルシドール錠(右大腿骨 72%)もやめた方がいいと思われますか。
⇒必要ないでしょう。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/7/21
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