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ベージニオの適応について

[管理番号:12443]
性別:女性
年齢:59
病名:浸潤性乳管がん
症状:
投稿日:2025年01月27日

初めまして。
いつもサイトを大変参考にさせていただいております。
私のケースについて質問させてください。

術前抗がん剤(AC?4、DOC?4)を経て、12月にみぎ乳房切除術。
病理の結果は、以下の通りでした。

切除術:Bt+Ax 140×115×20mm
腫瘍径:44×41×19mm,腫瘍径in situ ca含む:44×41×19mm
組織分類:Residual invasive ductal carcinoma,scirrhous type
核グレード1,組織学的グレードⅡ
ER:Score 3b
PgR:Score 3b
HER2:Score 1
波及度:fs,リンパ管侵襲:Ly1,静脈侵襲:V1
断端:深部側:close,0.4mm inv#12
in situ ca+,EIC-
前治療効果:Grade 1a
リンパ節転移(前治療後):合計y(2/10)
LevelⅠ(2/10)
ypT2 ypN1a yM0 StageⅡB

現在、アナストロゾールを服用しつつ、全16回(合計42.56グレイ)の放射線治療中。
主治医は、放射線後に更に、ベージニオの服用を勧めています。
自分としては、腫瘍径、リンパ節転移の数、グレードをみても(境界ではありますが)適応条件に当てはまらないと思っています。
主治医は、抗がん剤治療前には、腫瘍径は50ミリ以上あったかもしれないし、リンパ節転移の数ももっとあったかもしれないという仮定で、ベージニオ適応もありと主張しています。
(因みに、術前の検査の画像上では50mm以上の腫瘍や3個以上のリンパ節は確認されていません)

私としては、仮定の話で物事を進めたくないと思っているし、数字がはっきりと出ている術後病理結果で判断したいと思っていますが、
適応外使用ギリギリのところ(というか拡大解釈)で、主治医が勧めるということは、再発リスクがかなり高いのかと不安も感じています。

田澤先生なら、この状況でベージニオを勧めますか?

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

田澤先生なら、この状況でベージニオを勧めますか?
⇒そもそも…

何故全摘なのに術前抗がん剤したのか?
全く理由が不明です。
私であれば、このようなケースがないので正確には応えられませんが…

「因みに、術前の検査の画像上では50mm以上の腫瘍や3個以上のリンパ節は確認されていません」であれば、無論行いません。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/2/19
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