[管理番号:786]
性別:女性
年齢:36歳
本日、乳ガンと診断されました。
右乳頭下にしこりを発見したのが6月上旬でした。
すぐ近くの外科へ行き、超音波・マンモを受けました。
三週間後、検査結果を聞きに行くと、良いものか悪いものかはっきりしないので、MRIを受けるよう言われました。
その後もまたはっきりしないので、針生検を受け、今日に至ります。
しこりを見つける前から右肩が痛くなり、痛みはひどくなっています。
今は右腕付け根が筋肉痛のような痛み、首から肩にかけての凝り。
しこりは乳房以外にはないようです。
しこりは以前に比べて大きくなっている気がするのですが、医師はそんなに変わらないとのこと。
しこりの中心部にホクロのようなものが現れてきたような気がします。
今通院している病院では医師の都合で継続して診察ができないとのことで紹介状をもらい、来週新しい病院へ行くことになっています。
不安で仕方がありません。
よろしくお願いしいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
外科を受診して「超音波・マンモ」⇒(3週間後)⇒(無駄な)MRI⇒ようやく「針生検」
何と言う、診断まで「無駄な時間」をかけているのでしょうか?
私には全く信じられません。
受診当日に針生検をすれば2週間以内には診断がつくのです。
回答
「しこりを見つける前から右肩が痛くなり、痛みはひどくなっています」
⇒癌とは関係の無い症状です。
ガンと診断されると「全ての症状が癌の転移?」と考えてしまう気持ちは良く解りますが、その可能性はありません。
「今通院している病院では医師の都合で継続して診察ができないとのことで紹介状をもらい、来週新しい病院へ行くことになっています」
⇒6月上旬に「すぐに受診」したのに、ようやく来週「紹介」では質問者の不安な気持ちは痛いほど解ります。
本来なら、6月中に治療方針もきまり、「手術も終わっている」頃でしょう。
無駄な時間がいたずらに「質問者に不安」をもたらしているのです。
○ただ、「待っている身には長く感じる」とは思いますが、実際には「心配無用」です。
乳癌は、そんなに「進行は早くない」のです。
ただし、(今までが長かった分)転院後は「迅速な対応」をしてもらいましょう。