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細胞診疑陽性→生検良性の確率

[管理番号:728]
性別:女性
年齢:26歳
はじめまして。
今年に入り胸に違和感を覚え
今月しこりに気づき
乳腺科を受診しました。
エコーではハッキリくっきり
2cm程のしこりがあると言われ
細胞診→疑陽性でした。
皆様がおっしゃるclassは
書かれていませんでした>_< 本日針生検を行い来週MRI予定です。 しこりに気付いてから早3週間。 検査の結果待ちで 恥ずかしながら 身も心もボロボロで 食事も喉を通りません。 昔から神経質な性格で どこか調子悪いと大病を疑い 滅入ってしまう性格で 今回もしこりにきづいてから 背中や肋骨の痛みが酷いです。 調べたらいけないのは 分かっていても 乳がんが進行し骨転移してるのか あと何日生きられるんだろうと 不安で押しつぶされそうです。 細胞診で疑陽性 生検で良性という確率は どれくらいなのでしょうか?  

田澤先生からの回答

 こんにちは。田澤です。
 「2cmのしこり」ですね。
 26歳で「しこり」があった場合には圧倒的に「線維腺腫の割合が高い」です。
細胞診の分類としては規約上
「正常あるいは良性」
「鑑別困難」
「悪性の疑い」
「悪性」
です。
 「疑陽性」とは乳腺の分野では用いられることは殆ど無い筈ですが…

回答

「細胞診で疑陽性 生検で良性という確率はどれくらいなのでしょうか?」
⇒「疑陽性」が「どの程度のものなのか?」判定基準が不明です。
 
○以前「クラス分類 Ⅰ~Ⅴ」で判定されていた時代では、クラスⅢ相当だったと思います。
 そう考えると現在の分類では「鑑別困難」に相当しそうです。
 
 
○26歳という年齢では「乳癌の可能性は低い」と思いますが、「鑑別困難に相当であれば、3割程度」でしょうか。