[管理番号:11239]
性別:女性
年齢:44
病名:乳がん
症状:胸の奥の圧迫される痛み
投稿日:2023年07月28日
いつも拝読させていただいております。ありがとうございます。
昨年9月に全摘(左)の手術をしました。
浸潤径9×8ミリまで多数(pT1b)
Ki67 1-5% センチネルリンパ転移micro(微小) 1つ 脈管侵襲無し
ステージ1B
タモキシフェン+リュープリンにて術後治療中です。
1週間位前から体の内側に向けて力を入れますと、心臓あたりが圧迫されるような痛みがあります。その痛みの場所が胸壁なのか肋骨なのか自分では分からないのですが。あえて力を入れたりしなければ全く痛みはありません。また、喉が何かで詰まったような感じも同時期から続いており、骨や肺への転移が頭をよぎりとても不安です。術後1年検診の予約は9月なのですが、早めて受診すべき症状でしょうか。痛みが強くなるわけではないので様子を見てよいと思われますか。ステージからすると早期なのでこの段階での転移の可能性は低いのではと考えますが、浸潤径が小さかったものの\”多数\”あったことが心配になってきました。
お忙しいところ恐れ入りますがご回答頂けますと幸いです。どうぞ宜しくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「心臓あたりが圧迫されるような痛み」の原因は何なのかは不明ですが、少なくとも「喉が何かで詰まったような感じも同時期から続いており」←この症状はLH-RHagonistによるエストロゲン欠乏症状だと思います。
★皆さん、遠隔転移に症状があると勘違いしているようですがそれは大きな勘違いです。(「かなり前」の今週のコラムのテーマにもなってますよ。この機会に熟読してみましょう)
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/8/5
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質問者様から 【質問2】
骨転移の不安
性別:女性
年齢:44
病名:
症状:
投稿日:2023年11月22日
田澤先生、いつもありがとうございます。
以前、胸の圧迫痛でご相談させて頂きました。その後も痛みがひかなかったので整形外科を受診いたしました。(8月末頃)レントゲンで転移の所見無し、肋軟骨炎だろうとのことで様子を見ておりました。
その後、術後1年検診(9月)にて血液検査やエコー、レントゲンで異常無し、胸の痛みは転移によるものではないでしょうと主治医に言われております。
しかし、当初先生にご質問をさせていただいた時と痛む場所が変わり、胸骨近辺?胸骨?に移動した感覚があり、腕を動かしたり、体の中心部に力が加わると痛むことが続いております。整形外科で言われた肋軟骨炎であれば痛みが治るのに半年くらいかかる人もいるそうですが、痛みがあるとどうしても転移の不安がぬぐえません。痛みが無い日もありますが、田澤先生はどのように思われますでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご意見頂けたら幸いです。宜しくお願いします。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
痛みが無い日もありますが、田澤先生はどのように思われますでしょうか。
⇒症状からは可能性は低そうです。
ただ、どうしても不安ならば骨シンチしてもらった方が(悩むストレスよりも)いいのでは?
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/12/4
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