[管理番号:11030]
性別:女性
年齢:74
病名:再発乳がん
症状:
投稿日:2023年4月11日
「経緯」
13年前に4ミリの癌(ホルモン陽性・HER2陰性)が左乳房に見つかり、リンパには転移無しで温存手術をいたしました。
その後、放射線を25回した後、ホルモン剤を5年ほど飲んで治療を終了しましたが、母と姉が同じ乳がんを発症していた為、遺伝性の癌も考えられとのことで、3ヶ月に一回の定期検診をしておりました。
昨年の7月頃に、左脇に違和感があり主治医の紹介で総合病院でのPET、CT等の検査の結果、左の鎖骨及び脇に、1.4cmの癌がそれぞれ1個見つかりました。
他器官には転移無し。
「現在」
昨年7月より、イブランス、アナストロゾールを3週間服薬し2週間休薬の治療が始まり現在に至っています。
病理検査はしておりません。
2ヶ月に1回のCT、エコー、血液検査では癌の大小に変化ありません。
先生にお尋ねいたします。
1. 再発した癌を手術で取り除く事が最良の方法でしようか?
2. 再発した癌の病理検査は必須でしょうか?
3. 遺伝子検査をした方が良いのでしょうか?
3. 鎖骨部分への放射線治療は可能でしょうか?
4. 副作用の為、2週間休薬していますがこの間に増殖することはありますか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
腋窩再発+鎖骨再発であれば、私であれば(腋窩の手術が可能であれば)腋窩の手術
+(鎖骨へは)放射線を行います。
⇒これで、かなりの確率でcCR(画像上完全緩解)となると期待されます。 その後
CDK4/6 inhibitor+letrozoleで長期維持(~根治の可能性)を目指します。
♯1. まずは手術が可能なのか? 担当医に聞いてみましょう。(ただし手術可能なのか?はその医師によって異なる可能性は無論あります)
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/4/24
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