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今後の治療について

[管理番号:10228]
性別:女性
年齢:62歳
病名:
症状:
投稿日:2022年4月14日

田澤先生、大変お世話になります。

ID〇〇の〇〇です。
手術していただき、その後肝臓に転移が見つかり地元で治療を続けてまいりました。
抗癌剤のエリブリン投与の際に、好中球減少により治療が中断するためフィルグラスチムを2日前に注射すればいいとのアドバイスを頂きそのようにしてサイクル通りの治療が続けられました。

2021年12月のMRI検査、2022年4月のMRI検査ではほとんどわからに位になってます、
あっても微少転移くらいでしょうと言われました。
先生のおかげです、本当にありがとうございました。

今後の治療を、可能なら抗がん剤からチェックポイント阻害薬や分子標的薬に変更し長期維持ができればと思い相談しましたら、ホルモン療法が効いてなかったので使えないとの事でした。

エリブリンを副作用が大丈夫な限り続けるか、一旦休薬してもいいとの事で休薬中は
無治療になり服用する薬もないと言われました。
アリミデックスを服用中に転移したからでしょうか?

お尋ねします。

①このままエリブリンで治療を続けた方がいいでしょうか?
②フィルグラスチムなしでは抗がん剤治療ができませんが、フィルグラスチムは使い続けても大丈夫でしょうか?
③地元の先生が言うように、本当に私はエリブリンを中断してチェックポイント阻害薬や分子標的薬での治療はできないでしょうか?もし可能ならば、どの薬が使用できますでしょうか?

お忙しい中、お手数おかけしますが宜しくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

抗癌剤のエリブリン投与の際に、好中球減少により治療が中断するためフィルグラスチムを2日前に注射すればいいとのアドバイスを頂きそのようにしてサイクル通りの治療が続けられ2021年12月のMRI検査、2022年4月のMRI検査ではほとんどわからに位になってます、あっても微少転移
⇒大変よかったです。

今後の治療を、可能なら抗がん剤からチェックポイント阻害薬や分子標的薬に変更し長期維持ができればと思い相談しましたら、ホルモン療法が効いてなかったので使えない⇒トリプルネガティブではないので「チェックポイント阻害剤」の適応にはなりませんが、(ホルモン療法単独で効果が無かったとしても)CDK4/6阻害剤+ホルモン療法(letrozole or Fulvestrant)が効果がないのでは?と考えるのは誤りです。

Eribulinの継続もしくは(eribulinを休薬するくらいなら)当然CDK4/6阻害剤+ホルモン療法を検討すべきと思います。

***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/4/23
***

質問者様から 【質問2】

今後の治療について
性別:女性
年齢:63歳
病名:
症状:
投稿日:2023年4月11日

 田澤先生、大変な世話になります。

2022年4月にお返事いただき、フィルグラスチムを使用しながらエリブリンを継続してます。途中、2022年10月に脳転移が見つかり全脳照射しました。

直近の3月のMRI検査では脳は縮小したままで、肝臓は2022年4月の状態を保っております。
 どうすればいいのかお教えいただきたく存じます。
今年4月に担当医が変わりました。
フィルグラスチムを使用しての治療に難色を示しております。

前任の治療方法を引き継いでいるので、希望すれば今の治療を継続しないことは無いですが…
私の治療方針としては、私の場合完治が目的ではない。

長く使えて、長く治療できる事が目的なので、減量するか2週間ごとの点滴にするかどちらかで…
そうして、腫瘍が大きくなったら別の薬に変更すればよいのでと、と言われました。
変更するのにはかなりの不安があります。

田澤先生なら、どのような治療をしていただけますでしょうか?
あと、フィルグラスチムを1年以上使用してるのですが、長期使用は、大丈夫なものなんでしょうか?

お忙しい中、お手数おかけしますが宜しくお願いいたします。

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

治療の全体像がもはや不明なので、担当医と相談するしかないようです。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/4/24
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