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晩期再発だったのか?と生存率

[管理番号:9920]
性別:女性
年齢:49
病名:2001年、ステージ0。
左乳房温存術、補助療法なし。
ホルモン陽性。
以降、他院にて術後10年間は半年毎にマンモとエコー。
 11年目より1年毎。
2021年2月の定期検診で左乳房に癌が見つかる。
2021年3月末全摘、広背筋同時再建するも壊死、再手術で取り除き、鼠径部より皮膚移植。
 その後6月~8月TC4クール、放射線25回、現在タモキシフェン服用中。
術後の病理結果。
 浸潤径35ミリ、リンパ節転移1、脈管侵襲あり、ki67値35%、ルミナールB。
 ステージ2B。
症状:
投稿日:2021年12月1日

1年前の検診では「石灰化がありますが問題ないです」と言われていたが、1年後
「急激に大きくなっているからトリネガかも」
その後他院に再転院し、現在に至ります。

質問なのですが、
①1年前に発見には至らなかったがすでに癌は存在していた可能性は高いでしょうか?

②現在の主治医には再発しない確率は70~80%と言われていますが、私のような症例でもその確率は変わらないでしょうか?
手術前に聞いていた腫瘍径より大きい結果となり、失敗に終わった同時再建により抗がん剤スタートが遅れたことを後悔しています。

今回の癌は再発なのか、原発なのかは2001年のデータがないため分からないと聞いています。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

癌細胞が発生してから、それが「癌として発見されるまで」は5年以上はかかります。
だから当然1年前には癌細胞があった筈ですが、「それが1年前に画像診断で発見されるレベルだったのか?」は「1年前の画像所見を見ていないので不明」です。

流石に術後20年なので、再発ではなく「新規発生」と考えるのが当然ですよ。
ご参考に。