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オンコタイプDXをやるべきか、抗がん剤の上乗せ効果について

[管理番号:9883]
性別:女性
年齢:46歳
病名:浸潤性乳がん
症状:
投稿日:2021年11月16日

いつも拝見し、気持ちの安定を保つのにも役立たせていただいております。

先日、右胸部分切除
で浸潤性乳がん手術を行いました。

病理検査結果は
浸潤9mm
核グレード 1、ホルモン陽性
Her2 2+ 増幅なし
リンパ節転移なし ki67 27%

術後、放射線治療からスタート→ホルモン療法(閉経前)の予定でしたがki67が27%
(手術前の検査では3%)
という事で、抗がん剤使用も視野に…と伝えられました。

術前にホルモン陽性でki値も低かった為、急に抗がん剤使用と聞き動揺しています。

ただ、効果の上乗せがあるなら子供達もまだ小さいので、前向きに検討した上で判断しなければとも思っています。

田澤先生でしたら、こういう場合はオンコタイプDX検査を勧められますか。

また、オンコタイプ検査結果待ちで放射線治療等が遅れてしまうのは予後に問題ないでしょうか。

ご教示お願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「田澤先生でしたら、こういう場合はオンコタイプDX検査を勧められますか。」
⇒勿論!
 Ki67=27%はグレーゾーンなのでOncotypeDXを「是非」勧めます。

「また、オンコタイプ検査結果待ちで放射線治療等が遅れてしまうのは予後に問題ないでしょうか。」
⇒勿論!

 照射は5か月以内でOKです。