[管理番号:9881]
性別:女性
年齢:58歳
病名:昔右乳がん、今左乳腺腫瘍
症状:
投稿日:2021年11月15日
田澤先生へ
この度大変申し訳なく、ぜひ先生の助言をいただきたい気持ちでプラザに訪れました。
1998年出産を機に右乳がんを全摘、全ての治療がやりました。
予防のため卵巣も取りました。
本日まで無病で生活しており、感謝しつつ毎日ですが、今年8月がんセンター体幹CTにより1センチぐらいの影2つあり左乳がんが指摘され、かかりつけ医のどころでVAB組織検査を受け、結果は良性の乳腺症。
超音波による形は不整形ですので、三ヶ月、半年後もう一回検査、もしかしたらもう一回組織検査ということになりました。
いわゆる経過観察。
本来は良性腫瘍という結果で嬉しいはずなんですが、私なりの疑問を持っています。
①VABはかなり精度が高い検査であることが知っていますが、なぜか三ヶ月後の検査が必要②超音波の形は非常に
不気味で主治医も顔を曇る③私は一般女性と違って乳がん患者、遺伝子検査陰性ですが、母親も乳がん、ハイリスクグループ。
色々勉強した上、この三点を鑑みった末、今のうちに腫瘤を外科手術で取ったら、私にとっていい選択だと思います。
が、なかなか
お医者さんと話し合えない「もうちょっと大きくなっても、、その時切除を考える」「数回組織検査に悪細胞が出ったら切る(大病院)」「全く切らなくていい」…..と告げられました。
このように外科手術以外の検査は、何度言っても100%確実ではないので、残り何%の不確実を患者が被るのは今の医療。
お医者様も正確な診断を下すときに慎重と苦慮されるではないでしょうか。
実際には、乳がん患者は特に若年層には、乳がん人生に直面する中の恐怖、孤独、劣等感を耐え切るメンタルの面が理解されているかどうか、と思います。
長い年月経て右乳がん治療の苦難人生を乗り越えた私は、今回のことにまた驚かされ、不安をよぎれる真夜中に突然目が覚め、腫瘤のことが頭から離れない日々が続いています。
そして何より腫瘤が大きくなリ悪い細胞と診断されるまでこの
経過観察を経験することについてどんな意義があるのか、と反問したいのです。
以上のことで、田澤先生からのご回答をいただければ幸いと思いつつ、又、先生の病院で受診し腫瘤の切除を受けられますでしょうか。
ご多忙なスケジュールと存じます。
ご検討ご指導の程よろしくお願い申し上げます。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
その程度の(範囲の)病変ならばMMTEで広範囲に採取すれば100%確定診断となります。
無論(どうしても)外科的生検したいとの希望ならそれでもいいですが、MMTEは本来100%確定診断ですよ。
ご参考に。