[管理番号:9826]
性別:女性
年齢:55歳
病名:トリプルネガティブ乳癌
症状:
投稿日:2021年10月21日
はじめまして。
術前抗がん剤治療して、部分切除、リンパ節郭清しました。
『病理の結果でゼローダ内服するかしないか決めます』と言われて、結果ゼローダ内服しなくて良いって言われました。
病理結果
右乳房内の浸潤癌は全て死滅し、瘢痕化、泡沫細胞の集蔟を見ます。
化学療法効果判定
Grade3の判定です。
そのうち1つにまだ生存している遊離腫瘍細胞を認めます。
残存している癌細胞は、わずかですでに変性しています。
(細胞質は好酸性で核の膨化が見られます) ypNO(1+)の判定です。
i:isolated tumor ccells invasive
ductal carcinoma.solid
type,ypTONO(i+),Grade3:rt.breast
,surgical resection LN:右腋窩
(1/12)
意味が分からないので詳しく教えて頂けませんか? ゼローダ内服しなくて良いって事はpcrと同じ意味に考えて良いのでしょうか?
トリプルネガティブ2bのオペ前の告知でした。
これから放射線治療開始します。
私は術前に全摘希望か部分切除が良いか先生に聞かれた事は無く、術前抗がん剤治療は標準治療だからって言われました。
病理の結果もハッキリしないから、抗がん剤に詳しい先生に聞いてみるからって言われて、先日ゼローダ内服は適応しないって言われました。
自分の病理の結果が理解できないので、主治医に聞いたら、『こんなグレーな感じ良く分からないな。』って言われました。
再発やらまだ身体に癌細胞が残っているのか心配です。
申し訳ありませんが田澤先生はこの病理結果を見てどう感じたか教えて頂けませんか?
お願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
申し訳ありませんが…
その主治医の治療方針には「全く」同意できないので回答の大部分は差し控えさせてもらいます。
結果としてグレード3(pCR)だったのだから予後はいいと思います。(ちなみに、それは「術前にやったから」ではなく「術後にやっても同等」)