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トリプルネガティブ 術前化学療法の治療効果判定が1a

[管理番号:9560]
性別:女性
年齢:40
病名:トリプルネガティブ 2b リンパ節転移1個 ki-67 30% 核グレード3 硬癌
症状:
投稿日:2021年7月10日

はじめまして。

先生のご意見を伺いたく質問させていただきます。

わたしは先日、術前化学療法(EC+PTX)を経て全摘術をしました。

今後は放射線治療予定です。

術前の評価でも腫瘍はあまり縮小しておらず、術後の病理結果でも治療効果判定1aでした。

とてもショックでした。

トリプルネガティブで抗がん剤しか効かないのに、抗がん剤が効いていなかった…。

完全奏効しないと再発率が高いのは知っていましたが、核グレードも3、効果判定も低いわたしの結果では再発は
免れないのでは?微小転移しているところにも効いておらず転移するのでは?と不安で不安で仕方ありません。

やはり抗がん剤が効かないということは、再発率も高いのでしょうか?
完全奏効以外は効果判定が1でも2でも再発率は変わらないものなのか、1の方がリスクはやはり高いのでしょうか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「トリプルネガティブで抗がん剤しか効かないのに、抗がん剤が効いていなかった」
⇒考えすぎ!

 そもそも再発しない人は以下のように分けられます。

 1.(術前術後の薬物療法をしなくても)そもそも再発しなかった群
 2.(術前術後の薬物療法をしたからこそ)再発を免れた群

実際は「トリプルネガティブ」でも1>2と考えられます。
★「自分は1なんだ」と考えればいいのです

 
 


 

質問者様から 【結果2 】

前向きに過ごします
性別:女性
年齢:40
病名:
田澤先生の診察:[診察あり]
田澤先生の手術:[手術なし]

田澤先生
ありがとうございました。

前向きに放射線治療に取り組みたいと思います。
お忙しいところご回答いただきありがとうございました。

<Q&A結果>