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2度目の乳がんの抗がん剤について

[管理番号:9499]
性別:女性
年齢:45歳
病名:乳がん
症状:
投稿日:2021年6月21日

先生いつもお忙しい中ありがとうございます。

2015年 左胸乳がんステージ2B トリプルポジティブ
抗がん剤 EC療法 3ヶ月+weekly パクリタキセル3ヶ月
2.7cm リンパ節転移3/10
放射線
アリミデックス服用中

2021年 6月 右胸乳がん ステージ1トリプルネガティブ KI 80% 悪性度3
1.4cm リンパ節転移なし
遺伝子検査中(家族に乳がん、卵巣癌なし)
温存手術終了

先生ならどの抗がん剤のレジメンで治療されますか?
先生のご意見をお聞かせください。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「先生ならどの抗がん剤のレジメンで治療されますか?先生のご意見をお聞かせください。」
⇒迷うところですね。

 Anthracycline+taxane既治療だから、
 抗癌剤をやりたくない場合には、「無」という選択肢もありますし、「抗がん剤を積極的に」という希望であれば、(再度)anthracycline+taxane(この場合にはPTXではなく、DTXを選択)

 その中間ならばDTXのみとなります。
 ご参考に。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

2度目の乳がんの抗がん剤について
性別:女性
年齢:45歳
病名:
症状:
投稿日:2021年7月9日

異時性乳がんのため、抗がん剤の選択に迷ってましたが、
今回オンコロ ジストと面談の上、
前回AC療法は一度やってるから、今回はTC療法を3週間おき4サイクルで治療することとなりました。

トリプルネガティブステージ1ではあるもののやはりAC療法が出来なかったことに不安をかんじています。

この私の決断は正しかったのでしょうか。

先生はもう一度できると前回提案していただけましたが、主治医は心毒性のことを懸念され反対されました。

AC療法をしなかったら再発率はどのくらい変わってくるのでしょうか。

よろしくお願いします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

「先生はもう一度できると前回提案していただけましたが、主治医は心毒性のことを懸念され反対されました。」
⇒anthracyclineによる心毒性は「生涯投与量を超えてから」となるので、(実際に
は)前回と合わせて8回となっても「まだ余裕がある」のです。
 ご参考に