[管理番号:9410]
性別:女性
年齢:43歳
病名:非浸潤乳管癌 ステージ0
症状:自覚症状なし
投稿日:2021年5月22日
はじめて質問させて頂きます。
8年ぶりに受けた自治体の乳検診(3月)で右乳房のみ「経過観察」との結果を受け、気になったため、4月にかかりつけの総合病院の外科を受診しました。
手元にある市の検診のエコーの所見には、
MMGにて高濃度乳房
右CDに硬結あり、lowareaあり、
19?18×7ミリ
一部lowmass様エコー像あり、サイズ7×7ミリ血流+とありました。
即日マンモグラフィとエコー、一週間後に組織診をおこないましが、今月5月(中旬)日に結果が出て、陽性と確定診断がでました。
非浸潤癌で、ホルモン感受性あり、ki67は11%ということでした。
医師からは手術は必要で、全摘か部分切除+放射線。
手術後の検査で浸潤していたら、またしていなくても、再発予防のためにホルモン薬を飲むとよいだろうと言われました。
田澤先生に治療頂く場合でも、そのような方向性になるでしょうか。
また、進行の遅い癌と言われたのですが、
ほかの病院での手術を検討する時間はあるでしょうか。
それとも一刻も早く手術したほうがよいのでしょうか。
確定診断頂いた病院は、総合病院ではあるものの、乳腺の医師が週一回の非常勤であり、放射線治療も乳房再建もできません。
しかし、再建や放射線は他の病院を紹介できること、手術するなら7月(上旬)日にできるといわれています。
ただ、がんの治療は長く続くと聞いておりますので、乳腺の治療に力を入れている病院に最初から経過をみていただいたほうがよいのでは?などと疑問がわき、逡巡しております。
その場合、手術は7月には受けられないだろうと思っています。
医師には、まずは手術を優先して、再建などは、後で考えましょう、といわれましたが。
このまま、スピードを重視して確定頂いた病院で7月に手術を受けてしまったほうがよいか、別の病院にかかれる時間はあるのか、別の病院に行ったとしても、結局は同じ治療なのでしょうか。
病院から頂いた情報もご判断いただくには少なくて、本当に申し訳ないです。
アドバイス頂ければ幸いです。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「医師からは手術は必要で、全摘か部分切除+放射線。
手術後の検査で浸潤していたら、またしていなくても、再発予防のためにホルモン薬を飲むとよいだろうと言われました。
田澤先生に治療頂く場合でも、そのような方向性になるでしょうか。」
⇒手術は、「その通り」ですが、
非浸潤癌だった場合には全身療法(ホルモン療法を含む)は行いません。
「また、進行の遅い癌と言われたのですが、ほかの病院での手術を検討する時間はあるでしょうか。
それとも一刻も早く手術したほうがよいのでしょうか。」
⇒状況的には
その余裕はあります。