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ルミナールBタイプ(ホルモン受容体陽性、HER2陰性)抗がん剤治療をするべきか?

[管理番号:9318]
性別:女性
年齢:58歳
病名:乳癌
症状:腋窩リンパ節の腫れ
投稿日:2021年4月12日

リンパ管侵襲Ly0 静脈侵襲V0 組織学的グレードⅡ
腺管形成スコア2 核異型スコア2 核分裂像スコア2
核分裂像の数13/10HPF(400?)(接眼レンズ視野数22)
ER.3b PgR2 HER2陰性 Ki67 35.4%
1.5cm台の腫瘤、腋窩リンパ節転移あり
初診時よりリンパ節が複数個塊になっており、腫瘤の倍位のサイズがあると言われていました。
主治医は何かあると言っていました。
それが何なのか、どういう意味なのか、怖くて聞けませんでした。
抗がん剤治療を勧められましたがホルモン受容体陽性の事もあり、まずホルモン療法を希望しました。
レトロゾールを半年服用しましたが、腫瘤のサイズが1.9cmになり、5月に手術をする事になりました。

術後の放射線と抗がん剤治療を勧められています。

私の場合、抗がん剤は再発までの時間稼ぎの様な気がして、どうしても抗がん剤治療の決心がつきません。
ホルモン受容体陽性のタイプは再発の可能性が高い気がしています。
そんな事はないのでしょうか?
病巣よりサイズが大きなリンパ節も気になります。
やっぱり何かあるのでしょうか?
この半年、自分なりに勉強はしてきたつもりですが、結局堂々巡りで不安が募る一方です。

田澤先生、宜しくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

時々、「腫瘍が小さいわりに、腋窩リンパ節が大きい。これは何かある」みたいに勿体ぶった医師がいますが…

完全無視しましょう。(全く意味なし)

術前ホルモン療法をした理由が不明。
★術前治療で奏効したとしても郭清しなくてはいけないため

「術後の放射線と抗がん剤治療を勧められています。」
⇒手術前に考えるべきことではなく…

 シンプルに「手術病理の結果」で考えればいいのです。