[管理番号:9216]
性別:女性
年齢:47歳
病名:左乳癌
症状:
投稿日:2021年2月24日
2019年8月 左乳房温存手術
病理結果
浸潤性乳管癌 硬性型
ER 80% PgR 60%
核グレード 組織学グレード 共にgrade3
HER2 3+ ki=50%
リンパ節微小転移有 断端close
術後
AC療法 4クール
ドセタキセル+ハーセプチン 4クール
ハーセプチン単独 14クール
ドセタキセル後、
タモキシフェン内服開始
放射線短期照射 20回
現在はタモキシフェン内服のみで、内服期間は5年~10年の予定と言われています。
AC療法1クール目で、化学療法閉経をして、今も生理は復活していません。
主治医にはこのまま閉経になると思うと言われてます。
子宮筋腫が3つあり、それが大きくなっていくようならばリュープリンを考えると病理結果がでて、治療方針を決めていく時に言われました。
私の年齢くらいの方はリュープリンを併用している方が多い印象で、私はやらなくても大丈夫かなとずっと考えてます。
一度主治医には聞いたことがあるのですが、生理が復活していないからやらなくていいと考えているけど、子宮筋腫の経過によっては考えるということで、治療方針を決めた時と変わっていませんでした。
田澤先生はどうお考えになりますか?
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「田澤先生はどうお考えになりますか?」
⇒まさに、その主治医と「全く」一緒です。
・化学療法閉経の状態ならば不要(復活するようなら開始)
・筋腫は(化学療法閉経となっているわけだから)現状でも小さくなることを期待しますが、「もしも、現実に」大きくなり問題となるようならLH-RHagonist併用も考慮します。