[管理番号:9098]
性別:女性
年齢:55歳
病名:アポクリン乳がん
症状:胸のしこり
投稿日:2021年1月6日
アポクリン乳がんと診断されました
最初の病院Aでも、アポクリン乳がんが珍しいということからか
「化学療法をしてがんの反応を見てから手術」から2週間後の再訪で
「化学療法が効かないタイプのようなので化学療法はなしで手術」に方針が変わり、
手術については
「乳房の一番下から乳頭に向かってまっすぐ切り進み、乳頭をくり抜く。
しこりの周り1.5cmくらいを余分に切る。
場所が近いので乳頭は残せない」と言われました。
別の病院Bでのセカンドオピニオンでは
「乳頭の少し外側から切り、しこりだけをぎりぎり取り、乳頭は残す。
乳頭を残すことが危険だと自分は思わない。
放射線をあてるから問題ない」
とのことで見解が違っていて迷います。
(化学療法は効かないタイプのようなので使う意義はない、切ったものを分析してみないとわか
らないがホルモン治療もたぶん意義はないだろう、ということは一致しています。一致しないのは切り方です)
自分の本音としては切るのが最小限のBにしたいですが、
Bの方法でよいでしょうか。
ABの手術可能予定日は、2日違いです。
ご意見いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
Gut differenziertes Mammakarizinom re. (E+E:1+2+1=4), >3 cm Gro?, cT2, cN0.
ER -, PR -, AR +, Her-2: Score 2+ grenzwertig, Her-2-FISH negativ, Ki67 15%
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
アポクリン癌は、決して珍しくはありません。
手術の仕方にも何ら特別なことはなく、MRI評価通りでOKです。
質問者様から 【結果2 】
無事手術を終え、分析結果と治療方針を聞きました
性別:女性
年齢:55歳
病名:アポクリン乳がん
田澤先生の診察:[診察なし]
田澤先生の手術:[手術なし]
田澤先生、ご回答ありがとうございました。
こちらにご相談した件について、
家族とも相談して、Bを選び、手術を終え退院し、
取った腫瘍の分析結果に基づく医師団の会議結果を昨日聞きました。
「癌は取りきれた」
「取った癌の周囲に他の癌の兆候は見られなかった」
「リンパ生検のためにとった4つのリンパに異常はなく転移はなかった」
とのことで、私の場合は化学療法は必要なく、放射線治療のみという方針となりました。
傷跡も思ったより綺麗で、ほっとしました。
またご相談させていただくかもしれませんが、現状のご報告でした。
このようなウェブサイトがあり、本当に心強いです。
ありがとうございました。
<Q&A結果>