[管理番号:9074]
性別:女性
年齢:47
病名:非浸潤ガン
症状:
投稿日:2020年12月23日
いつも参考になるお話を聞かせていただき、(答えてくださり)ありがとうございます。
非浸潤ガンについていくつか質問があります。
①最近のとある方の質疑応答より…
非浸潤がん全摘で後に転移というのは、やはり「ごく稀」なのでしょうか。」
→極極極極極「稀」です。
理論的に
はありえません。
…とありました。
私は、(しこりなしの石灰化/3か月後に全摘予定)マンモトームで受けた組織検査で、一部微小浸潤ガンが検出されましたが、主治医は、(術後の病理検査をするまでは確実ではないが)非浸潤ガンで間違いないないと思いますとのこと。
私のような、一部微小であれ浸潤がわずかでもみられた場合でも、非浸潤ガンのくくりに入れてしまってもよいのでしょうか。
②非浸潤ガンは、進行は遅いので手術もそこまで慌てる必要はないと言われ、全摘手術は3か月後になりました。
完全なる非浸潤ガンではないので、
気持ち的に焦りが募るばかりです。
完全なる非浸潤ガンと、(微小浸潤ガン組織のある)非浸潤ガンの、今後の治療法に違いは出てくるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「私のような、一部微小であれ浸潤がわずかでもみられた場合でも、非浸潤ガンのくくりに入れてしまってもよいのでしょうか。」
⇒予後的には(治療方針も含め)非浸潤癌と同等と(私は)思っています。
「完全なる非浸潤ガンと、(微小浸潤ガン組織のある)非浸潤ガンの、今後の治療法に違いは出てくるのでしょうか。」
⇒手術後の病理診断でも「微小浸潤で確定」ならば、(私は)無治療です。
質問者様から 【質問2 】
非浸潤がんのその後の対応について
性別:女性
年齢:47
病名:非浸潤ガン+浸潤ガン(ステージ1)
症状:
投稿日:2021年4月10日
いつもお世話になりありがとうございます。
昨年末に、石灰化、微小浸潤がん(マンモトームでの組織診)の診断を受け、3月に全摘&自家組織にて同時再建を行いました。
術後の病理診断…
非浸潤がん(他の病院で事前に受けた
マンモトームにて、1ミリの微小浸潤がありましたが)
リンパ節転移…なし(1個)
ホルモンレセプター…ER/陽性 PR/陽性
今後は無治療と言われております。
そこで質問です
①病理診断結果情報が以上のもののみで、HER2やKi-67などの情報がありません。
前の病院で検出した微小浸潤のプレパラートを使って調べることが出来なくもないけど、そこまではやらなくていいでしょうとの見解。
今後の為に(もう片側の発症防止の為に)知っておいた方がいいのではないかと思うのですが、必要ないものなのでしょうか。
②浸潤部がないと、細かい検査は出来ないものなのでしょうか。
よろしくお願いします。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは田澤です。
微小浸潤で全摘なら「ほぼ」根治です。
無論、無治療だし、サブタイプを検査する必要もありません。
ご安心を。