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再発時期について

[管理番号:8229]
性別:女性
年齢:31歳
病名:
症状:
投稿日:2020年1月21日

宜しくお願いします。

浸潤径 約9センチ
ki67 60%
ER,PgR 90%
her2 陰性
T3N1M0

術後3年半を迎えます。

このような病理結果ですが、再発については、やはりこれからが勝負ですか?
3年で一山…というのはルミナールタイプ以外の事なのでしょうか?
先生のご経験上、浸潤径が大きいルミナールタイプは、傾向として何年以内の再発が多いですか?

また、現在注射で生理を止めていますが、
ルミナールタイプは生理が来ることで予後が悪くなるということですか?

以上、宜しくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「先生のご経験上、浸潤径が大きいルミナールタイプは、傾向として何年以内の再発が多いですか?」
→皆さん「サブタイプに拘りすぎ」ますが…

 やはり再発高リスクは術後2年以内です。
 ただ、5年を過ぎると「かなり減る」ことは事実です。

 なので、「2年で一山」「5年で二山」越えるイメージです。 「10年以上」となると「晩期再発」と呼ばれます。

「また、現在注射で生理を止めていますが、
ルミナールタイプは生理が来ることで予後が悪くなるということですか?」

→35歳未満では「生理を止める(LH-RHagonistを併用する)」ことで
予後が改善することが解っています。