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非浸潤性小葉癌

[管理番号:7869]
性別:女性
年齢:49歳
病名:右乳癌 非浸潤性小葉癌
症状:

初めまして。

宜しくお願いします。

5月末に定期検診にて右乳房に針生検、
組織検査を行い、悪性、非浸潤の乳癌との診断を受けました。
たしか7ミリの腫瘍との説明でした。

その後、県内の病院でMRIやCTを受けたのですが、いずれも白くうつってしまって癌の広がりがわからず、8月末に乳房温存手術を受け(リンパはいじっていません)、先日、術後病理組織説明がありました。

説明書には
病名:右乳癌
組織型:非浸潤性小葉癌
切除断端:陰性
術後の治療は乳房照射です。

とあり、主治医からは「一番いい結果になりました」と言っていただいて安心したのですが、同時に主治医は「ずっと私『非浸潤性乳管癌』って言ってましたけど『非浸潤性小葉癌』でした」と言っていたのが気になり、非浸潤性小葉癌について調べてみたら「(LCIS)は『浸潤型発生のリスク因子』として経過観察されることが多い」とあり、混乱しています。

①針生検の結果説明時に「悪性・癌です」とハッキリ言われたのですが、結果LCISだったということは癌ではなかったのですか?
②手術前にハッキリとLCISと診断することは出来なかったのでしょうか。

③放射線治療について、主治医は温存手術とセットで放射線治療をすると考えているようなのですが、LCISだった私には必要な治療なのでしょうか。
今放射線治療を受けてしまうと、また再び癌が発生した場合、次は放射線は受けられず再建も出来ませんよね。
他にホルモン療法等は考えられないのでしょうか。
(ホルモン受容体は陽性です。)
とにかく混乱してしまっています。

宜しくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「①針生検の結果説明時に「悪性・癌です」とハッキリ言われたのですが、結果LCISだったということは癌ではなかったのですか?」
⇒LCISは癌です。

「②手術前にハッキリとLCISと診断することは出来なかったのでしょうか。」
⇒実際に…

 結構よくあることです。

「③放射線治療について、主治医は温存手術とセットで放射線治療をすると考えているようなのですが、LCISだった私には必要な治療なのでしょうか。」
⇒必要です。

「ホルモン療法等は考えられないのでしょうか。」
⇒不要。

★おかしな情報に踊らされる必要は全くありません。
 小葉癌も乳管癌も「やることは同じ」
 ご安心を。