[管理番号:7790]
性別:女性
年齢:54歳
病名:左乳がん(硬がん)
症状:
いつもこのページで学ばせていただいております。
昨年12月に検診で見つかった左乳がんを
今年1月に温存手術し3月に放射線治療を受けました。
術後の病理検査では
ステージ1、ルミナルa とのこと、
現在はノルバデックスを服用中です。
主治医からは、今後10年以内の再発率は
10%以下と言われました。
ところで、この2週間ほど、歯茎が喉の方まで腫れてきていて、
歯科で抗生物質を処方されましたが
あまり効果がありません。
今年春ごろに、堀ちえみさんが
口内炎だと思っていたら
口腔がんだったというニュースがあったことを思い出し、
もしかしたら自分もそうなのかと不安になってしまっています。
乳がんでありながら、ほかのがんにも罹患する可能性というのは、
先生のご経験の中では、どのくらいの確率で起きるものでしょうか?
またその場合に、起きやすい部位というのはあるのでしょうか?
転移再発ならまだ我慢できる気がしますが、
新たながんが発生したら、
どう対処したらいいのか、まったくわかりませn。
滑稽な質問かもしれませんが、
どうぞよろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「乳がんでありながら、ほかのがんにも罹患する可能性というのは、先生のご経験の中では、どのくらいの確率で起きるものでしょうか?」
⇒殆どありません。
「またその場合に、起きやすい部位というのはあるのでしょうか?」
⇒同上
「転移再発ならまだ我慢できる気がしますが、新たながんが発生したら、どう対処したらいいのか、まったくわかりません。」
⇒この発想は逆では?
新たな癌が発生したら、「その癌を治療する」それだけです。(再発よりも原発の方が根治性があります)