[管理番号:7429]
性別:女性
年齢:49歳
病名:悪性を否定できない石灰化(カテゴリー3)
症状:特になし
今年4月のマンモグラフィー検査で3粒の石灰化が見つかり、要精密検査(カテゴリー3)となりました。
○○大学病院で
マンモトーム生検をお願いしたのですが
石灰化が少ない
石灰化が淡い(麻酔をかけると消えてしまう)
などの理由から、
麻酔をかける前に断念され経過観察に。
経過観察するより
田澤先生に生検して戴きたいのですが
子供もまだ小さく(中部)在住のため頻回の通院は難しいです。
検査のみをお願いすることは可能でしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「麻酔をかける前に断念」
→ちょうど、最近(ここ2週間連続で)そのようにされた症例のST-MMTをしましたが…
正直「拍子抜け」するくらい簡単でした。(難関症例を覚悟していたのですが…)
★やはり、「どれくらい、難関症例を経験してきたか?」ということですね。
「検査のみをお願いすることは可能でしょうか?」
→それは可能です。
秘書からメールで案内がいきます。(今朝、「生検希望メール」した方ですよね?)
質問者様から 【結果2 】
田澤先生のQ&A
性別:女性
年齢:49歳
病名:非浸潤性乳管癌
田澤先生の診察:[診察あり]
田澤先生の手術:[手術あり]
このQ&Aで…田澤先生と出逢っていなかったら…
考えただけでゾッとします。
地元の大学病院でマンモトームを断念され経過観察に…。(しかも、「大学病院というところは”経過観察”はしないので系列の検診センターを紹介する」と言われ…。)
外来の担当医師(=教授)に
「”江戸川の田澤先生”宛の紹介状を書いて欲しい」と依頼しました。
まだ9歳の一人娘のため、
“後悔”だけはしたくない…その一心でした。
「何処へ行っても同じだよ。(紹介状を)書けと言うなら書くけどね。」教授の表情が一瞬強張ったように見えましたが、
「ハイ、お願いします♪」…そう言いきりました。
田澤先生は遠方の患者も快く受け入れてくださいます。
「検査だけ…」と言いながら、もし結果が”黒”なら手術もお願いする覚悟で上京しました。
大学病院が断念したマンモトームを田澤先生は片手で(←これは冗談ですが)全く何の問題もなくマンモトームしてくださいました。
残念な結果ではありましたが、
(来てヨカッタ…という)不思議な安堵感がありました。
9月上旬(2泊3日)手術。
病室を出て戻ってくるまで1時間半ほど(執刀時間はそれよりもっと短かったということです)。
非浸潤とはいえ、マージンもシッカリ取って下さり、再発リスクを極限まで下げておきたいという田澤先生の思いが伝わってくるようで…
本当に有難うございました。
温存したため、
地元の大学病院にて放射線治療。
10月(下旬)日開始
トモセラピー 2.75Gy x 16Days
11月(中旬)日終了(予定)
田澤先生
病理結果を伺ったあと、お礼と感謝の気持ちを込めて
握手して戴こうと思っていたのに…
緊張やら何やらで忘れちゃったことを
帰りの新幹線で思い出し…後悔(>_<)←ここは”後悔”(笑)
次回(来年4月市川にて)…
ご面倒をお掛けすることを希望してしまい
申し訳ありません(._.)
どうか引き続きよろしくお願い致します。
本日公開された「今週のコラム」を拝読していて、
とりあえず現状までの”私の結果”も送信しておこうという思いに至りました。
大した内容ではないですが、少しでもどなたかのお役に立てましたら幸いです。
私もたくさんのことを学ばせて戴いています。
“大事なこと”と”気にしなくてもよいこと”の田澤先生のご説明が絶妙で…
多くの患者さんが心身ともに救われていることを肌で感じています。
p.s.
本題以外の田澤先生の”プライベートな?コラム”も
(世代が被ってて?)楽しく大好きです(笑)
お忙しい合間に…いつも有難うございます。
=追記させてください=
江戸川病院に辿り着くまでの経過です。
乳がん検診(マンモグラフィー)でカテゴリー3(小さい石灰化3粒)
※検診センターの乳腺専門医(かなり年季の入った先生)が画像を診て、
カテゴリー2か3で迷われた様でした。
前回(1年半前)の画像を出してきて比較、小さい石灰化が1粒→3粒に
憎悪していたことからカテゴリー3と診断。
(前回は”異常なし”と診断されていました。)
★継続して検診を受ける大切さ…
前回の画像がなければ”経過観察”となっていた可能性大です。
カテゴリー3=要精密検査
地元の大学病院へ
エコー検査(若手医師):異常なし
教授外来:”経過観察”と言われる。←納得できず”マンモトーム生検”を依頼。
”どうしてもと言うなら(マンモトームではなく)MRI撮ろうか?”
MRI:異常なし
教授外来:再び”経過観察”と言われる。←再び”マンモトーム生検”を依頼。
渋々、承諾。
マンモトーム生検(また別の若手医師):
何度も撮影しながら試みるも”石灰の粒が小さくて少ない、
麻酔をかけると更にぼんやりして見えなくなる、
それなのに胸に穴を開けてしまうのもね…”と断念。
※こちらの大学病院のステレオガイド下マンモトームは(江戸川病院とは
違って)、患者が台にうつ伏せになり、医師はその下で操作する
タイプのものでしたが…精度に差はあるのでしょうか??
教授外来:”ね?マンモトームできない程度のものだったでしょう?
命にかかわることではないので経過観察ね。だけど大学病院は
経過観察はしないので。”と。
そこで私…
江戸川病院の名前、住所、田澤先生のお名前を書いたメモをポケットにこっそり
忍ばせていたのです…
そして”今でしょ!”とばかりに教授に差し出したのでした。
かれこれ…3か月の月日が流れていました。
★大学病院なら間違いなく確定診断してくれると思っていませんか?
教授クラスの医師が”経過観察ね”と言えば、それで納得してしまいませんか? 私もその一人でした…
田澤先生のホームページに出逢っていなければ。
転院って意外に大変だし勇気が要りますよね?
遠方だと猶更です。
だけど振り返ってみれば大したことではない。なんとかなります。
(転院先が田澤先生だったから言えることかもしれませんが♪)
余計なことは考えずに、その時その時でベストな選択をすることが
大事だと思います。
”命にかかわることではないので”という言葉に大きな違和感を覚えます。
命にかかわることがなければ”経過観察”なのでしょうか?
同じ専門医でも考え方が田澤先生とは180度違うように思います。
もし”ガン”なら…
経過観察していて良くなることがありますか?
(単なる”風邪”なら…そういうこともあるかもしれませんが。)
決断するべき”事”と”タイミング”を間違わないよう…
自分にも言い聞かせつつ…。
”結果オーライ”と言う言葉がありますが
それは全て田澤先生のお陰です。
スミマセン、長くなってしまいました。
私の経験がどなたかのお役に立てたら幸いです。
<Q&A結果>