[管理番号:7397]
性別:女性
年齢:44歳
病名:浸潤性小葉がん
症状:
こんにちは。
4月6日に市川でエコーをしていただいた者です。
田澤先生に「異常なし」と言っていただきとても安心することができました。
そして、今後も田澤先生に診ていただきたいと思っています。
術後9ヵ月経過しておりますが、転院することは可能でしょうか?
もし可能であれば、もらっている薬がなくなる8月頭までに診察は可能でしょうか?
お忙しいとは思いますが、宜しくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「術後9ヵ月経過しておりますが、転院することは可能でしょうか?」
→転院はいつでも可能です。(転院の場合には必ず前医からの紹介状が必要です)
「もし可能であれば、もらっている薬がなくなる8月頭までに診察は可能でしょうか?」
→市川に電話してください。
もしも、その日までに予約取れない時には、もう一度(現病院から)処方してもら
う必要があります。
質問者様から 【質問2 】
局所再発なのか不安です。
性別:女性
年齢:44歳
病名:
症状:ひきつれ
こんにちは。
昨日、よその病院から転院し、田澤先生に主治医になっていただくことができました。
術後1年と言うことで、まだ再発はないかと思っていたのですが、まさかの気になる所見(8ミリのひきつれ)があるということでマンモトーム生検を受けることになりました。
4か月前のエコーでは気になるところがなかったようで、急にでてきたということは再発の可能性が高いですか?
たった1年で再発となると予後が悪いんじゃないか?
すでに全身への転移もあるんじゃないか?と不安でいっぱいです。
この状況でも安心材料はありますか?
昨日きけば良かったのですが、動揺してしまいこの場で質問することをお許し下さい。
お忙しいとは思いますが、宜しくお願いいたします。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
メール内容読みました。(無論、つい先日のことだからよく覚えています)
大事な視点が3つあります。
視点1.再発は「局所(乳房内も含む)再発」と「全身(遠隔転移)再発」にきちんと分けること
視点2.8mmと言っても「引き攣れの全体が8mm」であって、(シコリとは異なり)本体はもっと小さいものでる。
視点3.手術操作が加わっている部位なので、(手術操作による)引き攣れなのか区別がいずらい
「始点3」については、(診療中にも)お話ししましたね?
手術操作による「引き攣れ」が(4か月前には)全体にあったので、(今回の所見が)目立ちにくかっただけという可能性さえあります。
「4か月前のエコーでは気になるところがなかったようで、急にでてきたということは再発の可能性が高いですか?」
⇒視点3に記載した通りです。
手術操作による引き攣れが全体にあった(4か月前)ために、「気づきにくかった」可能性もあります。(まっさらなところに「新たな所見」というのとは全く異なります)
「たった1年で再発となると予後が悪いんじゃないか?すでに全身への転移もあるんじゃないか?と不安」
⇒全くナンセンス。
これは視点2です。
万が一(可能性としては決して高いとは思っていませんが)乳房内再発だとしても、それは「手術時の取り残し」というだけで、「遠隔転移とは100%無関係」です。
★1年後に「乳房内再発(取り残し)が見つかる」のと、「遠隔転移が見つかる」のでは、(その)意味することは全く異なります。
「この状況でも安心材料はありますか?」
⇒「安心」と言えば…
不安なまま(無意味に)経過観察するよりも「MMTEで決着をつけてします」方が、「安心」ではないですか??