[管理番号:7274]
性別:女性
年齢:48歳
病名:
症状:特になし
初めて質問させていただきます。
2016年、46才で
穿刺針生検により異型乳管内乳頭腫症との診断で左乳房全摘手術と同時乳房再建術を終えました。
最終病理結果は非浸潤乳管癌と確定されました
ステージ 0 ルミナルA
センチネルリンパ節転移なし 0/7個 核グレード 1
Kiー67発現 <25% 切除断端 陰性
ER 陽性 PgR 陽性 HER2 0
非浸潤癌を含めた腫瘍全体の大きさ 5cm
術後補助療法として5年のホルモン療法の説明を受けましたが、こちらのサイトのQ&Aを参考にさせていただいたり、また、副作用に対しての不安が強くありましたので、悩んだ末にホルモン療法は行わないと決め、今に至ります。
現在個人病院へ半年に1回通院し、健側エコーと腫瘍マーカー血液検査を受け、年1回健側マンモグラフィーの検査をしています。
これまで術側のエコーは全く行われておらず再発への不安も感じていたのですが
今月、シリコンインプラント入替手術から2年というタイミングで、形成外科から乳腺科主治医へのエコー検査依頼がありました。
その際、エコー検査を行いながら「この黒い部分がシリコンで、その上が乳腺」とはっきりと言われました。
「まだ乳腺があるのですか?」と聞き返しましたが医師は否定せずにエコー検査は終了しました。
予測していなかった言葉だけに動揺し深く質問しなかったことを反省しています。
この後の結果説明でその話があるものと思っていたのですが、
インプラントの問題点はなかった事や、ALCLに関する話題に集中し肝心の乳腺の件については何も触れられませんでした。
ここでも何故質問しなかったのだろうかと、反省しています。
先生に伺いたいのは
・このエコーの際のやりとりからすると、まだ乳腺が残っていると考えるべきでしょうか?
残っているとしたら、私の場合(術後約3年経過・再建済み)今後はどのような検査と治療が必要だと考えられますか
・エコーで明確に乳腺が確認できるのであれば、全摘ではなく温存手術の扱いと同等として放射線治療が必要となるのでしょうか
・次回診療予約は9月なのですが、それまで待っていて良いのでしょうか?それとも至急、再度受診すべきでしょうか?
他を調べていても全摘後にも乳腺が残るという事を前提とする記述がなく、むしろ局所再発の原因は乳腺の取り残しが原因というものだけですのでとても心配です。
ご多忙中恐縮ですが、先生のご意見をいただければ幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「術後補助療法として5年のホルモン療法の説明を受けました」
→何故???
非浸潤癌で全摘なのだから「根治」です。
ホルモン療法なんて、過剰治療きわまりない!
「悩んだ末にホルモン療法は行わないと決め」
→何故悩む?
行う理由が不明です。
「・このエコーの際のやりとりからすると、まだ乳腺が残っていると考えるべきでしょうか?」
→大胸筋の間違いでは?
「残っているとしたら、私の場合(術後約3年経過・再建済み)今後はどのような検査と治療が必要だと考えられますか」
→1年に1回超音波すると安心ですね。(通常の検診と同様ということです)
「・エコーで明確に乳腺が確認できるのであれば、全摘ではなく温存手術の扱いと同等として放射線治療が必要となるのでしょうか」
→考えすぎ
「それとも至急、再度受診すべきでしょうか?」
→何故?
普通に検診を受ければいいのです。(万が一乳腺が残っているとしても、あくまでも正常乳腺なのだから)
★残っていないとは思いますが…
「むしろ局所再発の原因は乳腺の取り残しが原因というものだけ」
→考えすぎ!
普通に検診でいいのです。