[管理番号:7202]
性別:女性
年齢:45歳
病名:浸潤性乳管癌
症状:
 田澤先生、こんにちは。
よろしくお願いいたします。
去年の暮れの人間ドックで、多発性乳がんの疑いで、地域の中核病院に転院し、先週生検の結果が出ました。
 ステージ1  浸潤性乳管癌
 T1N0M0 しこりは、7、8ミリ
 ER +   ki67 25
 HER2境界域のため、DNA増幅があるかどうか、現在調べています。
HER2が+の場合は術前化学療法をし、マイナスの場合は手術になります。
軽症ですが潰瘍性大腸炎があるので、できれば化学療法をやりたくない旨は伝えました。
 多発性乳がんの疑いでしたが、生検の結果、怪しいと思われた両胸の腫瘤は、乳腺症だろうということでした。
ただ、まだ疑わしいということ
なので、温存ではありますが、怪しい部分にひっかけて切除するとのことです。
ご意見をいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
(術前検査で、CTも骨シンチもします。
やりたくないといったものの、
みんなやるからと言われてしまい…すみません、愚痴です)
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「HER2が+の場合は術前化学療法」
→馬鹿げている!
何のための術前化学療法?(本質を見失っていますね)
「やりたくないといったものの、みんなやるからと言われてしまい」
→とんでもない!!
 「経済的負担」や「被爆による健康被害」もあるのに、「みんなやるから」だと!!!
 これ以上コメントする気にもなりません。(失礼)