［管理番号:6885］
性別:女性
年齢:41歳
病名:
症状:石灰化、乳頭分泌出血
始めまして。
宜しくお願いします。
2016年7月検診にて、石灰化カテゴリー3 左乳房を指摘され県立病院へ行きました。
マンモ、エコーをしてもらい経過観察となり
2017年7月石灰化が少し心配な為マンモトーム生検をしました。
二週間後結果を聞きに行き悪性ではないと言われ、半年経過観察になり2018年2月マンモとエコーをして、経過観察となり様子を見ていました。
経過観察は一年後となり、不安な気持ちをなんとか抑えながらの生活でした。
2018年7月頃に自分で触診してみた所左の乳房から出血し、びっくりしたものの、担当医は悪性ではないと言っていた事を思い出し様子を見ていました。
2018年10月出血が止まらなくなり、下着も真っ赤になるくらいでした。
慌てて以前から見て頂いてる病院に行き針生検をしてもらい先日結果を聞きに行きました。
取れた細胞が少ない為判定できないとの事で、今後の治療方針としてはMRIをして広がりを確認し、その後判断するか経過観察するか手術で取り除くかどれかだと言われました。
私的にはシコリが何なのか分からず、どの選択が正しいのか悩んでおります。
田澤先生の意見を頂戴したくメールさせて頂きました。
田澤先生に診察して頂くにはどの様な手順を踏めば良いかアドバイスお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
物事は整理して考えましょう。
今回問題となっているのは
１．石灰化
２．血性分泌
この２つの所見があります。
一番考えやすい（確率的に高い）のは、その２つが「同じ病変」からの所見であること
これは『今週のコラム 127回目 やはり、乳管の方向は石灰化の位置とピタリ一致しています。』を読んでみると解ります。
「田澤先生に診察して頂くにはどの様な手順を踏めば良いか」
⇒順番としては（上記コラムのように）「血性分泌」と「石灰化」が同一病変なのか？ 確認するところから始めるべきです。
「乳管造影」⇒「この乳管と石灰化が同一ラインにあることを確認」⇒「乳管腺葉区域切除」
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