[管理番号:6837]
性別:女性
年齢:45歳
病名:左乳ガン
症状:
田澤先生よろしくお願いします。
先週、送らせてもらいましたが回答がないのでもう一度送らせていただきます。
以前と内容が変わるかも知れませんがよろしくお願いします。
左乳ガン疑いあり、針生検(音がバチン)麻酔をして3ヵ所から採集しました。
病理組織診断が出たのですが、レポートを見てもわからないのですが
[Addendum report〕
Left breast,DC area,needle
biopsy:
ADEQUATE,MALlGNANT
DUCTAL COMPONENT/DUCTAL
CARClNOMA IN SITU(DClS)
所見
病変周囲はCD10陽性ないしはp63陽性の筋上皮細胞に囲まれています。
乳管病変ないしはDClSと考えます。
MRI検査では範囲が大きいのでマ-ジンを
取って部分切除だと胸の半分位の切除、全摘同時再建できると言われました。
大きさは聞いてません。
浸潤の可能性はどのくらいあると考えますか?
術後の治療方法などは聞いていません。
抗がん剤はできるだけ避けたいと思うのですが
針生検と術後の病理検査では違う事があるのでしょうか。
どのくらいの違いがありますか。
明日、受診なのでよろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「先週、送らせてもらいましたが回答がないのでもう一度送らせていただきます。」
→どうやら…
(どういう理由かは不明ですが)届いていなかったようです。
「浸潤の可能性はどのくらいあると考えますか?」
「針生検と術後の病理検査では違う事があるのでしょうか。」
「どのくらいの違いがありますか」
→それは誰にも解りません。
「術後の治療方法などは聞いていません。」
→全体が非浸潤癌であれば(根治なので)無治療となります。
もしも浸潤部分があれば、(その浸潤部分の)サブタイプに応じた全身療法となります。
「抗がん剤はできるだけ避けたいと思う」
→現状、非浸潤癌の診断なのですから…
そんな想像をしても全く無意味です。
★上手いことわざを思いつけませんが『起こる可能性が低いことをあれこれ心配することは、無意味』
そういうことです。