[管理番号:211]
性別:女性
年齢:53歳
H26.6に非浸潤性癌で手術をし、放射線治療を行いました。
術後はさほどの症状はなかったのですが、数か月すぎたころから脇から乳頭への痛みと乳汁分泌があります。
また、手術側の腕が痛みますが心配ないのでしょうか?
(2015年3月の質問)
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「非浸潤癌で術後9カ月」ということですね。
今までに無かったような症状が起こると御心配なことと思います。
それでは回答します。
回答
「数か月すぎたころから脇から乳頭への痛みと乳汁分泌」
⇒通常の「術後創痛」だと思います。
「術後最初のうち」よりも「数か月経ってから」の方が痛むことも珍しくはありません。
乳汁分泌も一時的なことだと思いますので様子を見てください。
「手術側の腕が痛みますが心配ないのでしょうか?」
⇒「むくみ(浮腫)とかがなければ」大丈夫です。
おそらく「センチネルリンパ節生検」をしていると思いますが、こちらも(センチネルリンパ節生検だけとはいえ)腋窩をいじった影響だと思います。
◎症状は季節の変わり目であることが影響しているかもしれません。
少し様子を見ましょう。