[管理番号:6174]
性別:女性
年齢:31歳
先生、はじめまして。
去年の10月に出産をして、現在5カ月の娘がいます。
母乳とミルクの混合で育てています。
気になる症状があり、皆さんの質問を沢山読んでいるのですが、いまいち同じような方がいなく、質問させて頂きます。
今年の2月の初めころから左脇(おそらく脇の中央あたりだと思うのですが、ここ!と的確に分かりません)に違和感(何かがあるような感じ、挟まっているような感じ)があり、それが次第に、ズーンとする痛みも感じるようになりました。
触れたところ、腫れてはいないのですが、何かしこりのようなものを感じる気がして、押すと痛みがあります。
気にしすぎて長い時間触っているので痛いのかもしれないですし、ぼこっと触れるものが、しこりなのか、骨なのか、筋肉などの組織?なのかもよく分からなくなってしまっています。
乳房にはおそらくしこりが無いのですが、しこりが無くても乳がんが脇に転移していることもあることがある調べて、とても気になっています。
検査の予約はあと2週間以上先です。
先生の判断材料になるかと思い、記載させて頂くと
娘は6キロで、いつも左腕に頭が来るように抱っこしています。
最近風邪をひいたり、熱が出た記憶はありません。
首や肩は凝っていて、左側の肩甲骨がゴキゴキと鳴ります。
痛む時に決まりは無く、抱っこをしている時や脇を閉じた時に痛むこともありますが、何もしていない時にも痛みます。
ずっと痛いわけでは無く、日に10回から20回ほどで、痛みの程度は、耐えられない痛みが10だとすると、1や2のごくごく弱い痛みです。
痺れではありませんが、正座をして足が痺れた時の治りかけのような感覚が鈍るような感じになることもあります。
長くなりましたが、質問としましては、皆さん、脇に何か触れるものがあるものでしょうか?
この症状は、やはり乳がんの可能性はありますか?
乳房にしこりは無いのに、先に脇に転移する(しこりが出来る)という確率は、どれくらいのものなのでしょうか?
ご回答よろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「いまいち同じような方がいなく」とありますが…
いままで、このQandAの過半数を占めてきたであろう、(極めて典型的な)「女性ホルモンによる刺激症状」に思えます。
「左脇(おそらく脇の中央あたりだと思うのですが、ここ!と的確に分かりません)に違和感」
「ズーンとする痛みも感じ」
→極めて典型的な
(妊娠授乳期の)「女性ホルモンによる刺激症状」」です。
「何かしこりのようなものを感じる気がして、押すと痛みがあります。」
→100%間違いなく…
それは「副乳」です。
胸に有る乳腺と同様に「腋窩にある副乳も(妊娠授乳期には)発達して、刺激される」のです。
「しこりなのか、骨なのか、筋肉などの組織?なのかもよく分からなくなってしまっています。」
→100%副乳です。
「しこりが無くても乳がんが脇に転移していることもあることがある調べて」
→100%誤りです。
ご安心を。
「検査の予約はあと2週間以上先」
→1000%心配ありません。
ご安心を。
「質問としましては、皆さん、脇に何か触れるものがあるものでしょうか?」
→副乳です。
(婦人科医は知らないかもしれませんが)必ず、妊娠授乳期に大きくなります。
「この症状は、やはり乳がんの可能性はありますか?」
→絶対にありません。
ご安心を。
「乳房にしこりは無いのに、先に脇に転移する(しこりが出来る)という確率は、どれくらいのものなのでしょうか?」
→ほぼ「ゼロ」です。
ネットのくだらない情報に惑わされないようにしてください。
1000%全く問題ない症状です。
ご安心を。
質問者様から 【質問2 エコーで、乳頭の真下に黒いもの】
性別:女性
年齢:31歳
先生こんばんは。
先日はご丁寧な返信ありがとうございました。
あれから病院を受診してきました。
先生がおっしゃる通り、左の脇は特に異常はありませんでした。
授乳中だったので、エコーのみしてもらったのですが、予想もしていなかった右の乳頭の真下に、黒いものがあると言われました。
まさかのことに頭が真っ白になってしまい、きちんと写真も見られず、
ほとんど質問も出来ずに帰ってきてしまいました…。
先生から言われた内容は
左の脇の下は、リンパが触れて(腫れて?)いるだけでしょう。
問題ありませんでした。
右の乳房なのですが、中央に黒いものがあります。
悪性所見ではないのですが、また半年後に検査をしてみて、大きくなっていたら細胞診をしてみましょう。
とだけでした。
私からは、
どれくらいの大きさなのか?場所はどこか?半年空いても命にかかわるものではないのか?そこの部分だけ取る感じですか?と質問しました。
すると、場所は乳頭の真下で、大きさは9.5ミリです。
乳頭に近いところなので、全摘になる場合もありますとのことでした。
悪性所見ではないのですが、と3回ほど言っていたような気がします。
黒いものがどんな形だったかあまり覚えていないのですが、ガタガタ、ギザギザした形では無かったような気がします。
最初に記入する問診票に、乳房の痛みや違和感、分泌物などはないという箇所に丸をつけたからなのか、視診、触診は無く、エコーのみでした。
また、検査をしてくださった方と、診察をしてくださった方は別の方でした。
家に帰ってきてから自分で触ってみても、私には触れるものがありませんでした。
☆黒いものがあります。
と言うだけで、しこり(腫瘍?)です。
癌の可能性があります。
などという具体的なことは何もおっしゃっていなかったですが、黒いものというのは、しこりのことだったのでしょうか?他の可能性はあるでしょうか?
☆悪性所見は無いと言うのは、悪いものでは無いと思うけれど。
ということでしょうか?
☆今回のエコーでは悪性所見が無かったから言ってくださったのだと思いますが、やはり細胞診よりも、確実な針生検をとお願いするべきでしょうか?
☆すでに1センチ近くの大きさになってしまっているのですが、次の検査まで半年空けても、命にかかわるものでは無いのでしょうか?
2センチの大きさになるのに10年かかると、どこかのネットで見たのですが、
実際は、どれくらいの期間で1センチの大きさになるのでしょうか?
☆癌であったと仮定して、リンパなどに転移をしていない時に全摘をしたとしたならば、その後の治療などはしなくても心配ないものなのでしょうか?
☆まだ癌と診断された訳ではないので、母乳はそのままあげ続けてしまっていても、赤ちゃんに影響は無いでしょうか?
長々と、質問もたくさんしてしまって申し訳ございません…。
返信頂けましたら幸いです。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
そもそも(前回のQに対し、私が明確に)「受診の必要がない」と回答しているのに、「受診したら、こうだった」という質問に(再度)私が回答すべきか?という問題がありますが…(私の回答を信用しないなら、このQandAを利用するのは差し控えた方がお互いのためにいいと思います)
「黒いものというのは、しこりのことだったのでしょうか?他の可能性はあるでしょうか?」
⇒実際に診察していない私が回答すべきことではありません。
その医師が「悪性所見ではない。半年後で十分」といっているのだから、それを信用しましょう。(誰もかれをも信用しないのであれば、大変不幸なことです)
「☆悪性所見は無いと言うのは、悪いものでは無いと思うけれど。ということでしょうか?」
⇒その通りです。
信用してあげてください。
「やはり細胞診よりも、確実な針生検をとお願いするべきでしょうか?」
⇒半年後に、その医師と相談してみましょう。(おそらく「変化がないから、このまま経過観察ね。」となることでしょう)
「次の検査まで半年空けても、命にかかわるものでは無いのでしょうか?」
⇒「半年で大丈夫」といっているのだから…
その医師を信用してあげましょう。
「☆癌であったと仮定して、リンパなどに転移をしていない時に全摘をしたとしたならば、その後の治療などはしなくても心配ないものなのでしょうか?」
⇒そもそも・
癌と仮定する必要がありません。
「☆まだ癌と診断された訳ではないので、母乳はそのままあげ続けてしまっていても、赤ちゃんに影響は無いでしょうか?」
⇒ありません。
★同じ事を再度質問しないようにお願いします。