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左非浸潤 右カテゴリー3

[管理番号:5790]
性別:女性
年齢:46歳
お忙しいところ恐縮ですが、もしアドバイス頂ければ幸いです、よろしくお願いします。
5年前、41歳の時に左カテゴリー4で皮下乳腺全摘し、
low grade DCISの診断でした。
断端陰性、HER2判定保留、スコア0。
両胸に乳管病変、嚢胞、石灰化が見られましたが、右はカテゴリー3(病変少なく集簇性石灰化)で生検せず経過観察。
ホルモン治療は自身の選択で受けていません。
左に再発はなく、4年目まで右も変化なし(石灰化も増えず)、9ケ月前のエコーでも特に何もありませんでしたが、5年目の検診で主治医が変わり、主にエコーの画像と石灰化微増?でカテゴリー3、エコー下針生検を強く勧められました。
気が動転してマンモ画像しっかり見てないですが、元々あったところに数粒程度増?のようでした。
(エコー画像の事ばかり説明され、私の方から石灰化が増えているなら生検も納得できます、と言ったところ増えているようだと言われました。
マンモ画像は再度見せてもらう予定でデータももらってセカンドオピニオン受ける事も考えています)。
生検は受けるべきかと思ってはいますが、
1) 4年超何も変化がなかったのに、5年経って急に石灰化が増えるという事はあり得るのでしょうか? そのくらいユックリと増殖しているという事でしょうか?それとも一旦増え始めると一気に進むものなのでしょうか?
遡れば7年前から、両側にcyst散在を指摘されていましたが、手術の時(2年後)に左は区域性石灰化、病変・嚢胞も割と広範囲に広がっていました。
それに比べ右は7年経っても集簇性石灰化まま数粒増?
2) 左と同じがんだったとしても、進行がこれほど遅いなら手術の必要はあるのか?片側全摘再建した事での不自由さ違和感、体への負担も少なからずあり、迷いがあります。
手術せずホルモン治療という選択肢はないでしょうか。
因みに、恐らくストレスが原因で1年半程前から生理が止まり、年齢的(46)にはこのまま閉経するのかもと思いますが、ほんの稀にまだくることがあります。
体重は全く変化ありません。
3)このホルモンバランスの変化も良くなかったのでしょうか? 出産経験なし。
ホルモン受容体陽性には、むしろ女性ホルモン減少は良いのかと思っていたのですが…
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「1) 4年超何も変化がなかったのに、5年経って急に石灰化が増えるという事はあり得るのでしょうか?」
⇒ありえます。
 通常は2年程度変化無ければ大丈夫なのですが、そういうこと(数年経過してから増加する)も稀にはあるので、年に1回の検診は継続すべきなのです。
「 そのくらいユックリと増殖しているという事でしょうか?」
⇒そういうことです。

「それとも一旦増え始めると一気に進むものなのでしょうか?」

⇒通常は、そういうことはありません。
「手術せずホルモン治療という選択肢はないでしょうか。」
⇒ありません。
 乳癌の治療の中で「最も確実で最も楽な治療が手術」なのです。
 
 ☆手術以外の選択をすると(数年後には)「必ず後悔」します。
「このホルモンバランスの変化も良くなかったのでしょうか?」
⇒??
 更年期は、(女性なら)万人に来る事です。