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温存後の放射線治療について

[管理番号:5383]
性別:女性
年齢:47歳

乳がんの定期検診のエコー時に、小さいしこりがあるとのことで細胞診しました。
結果は悪性の疑い有り(グレー)とのことで、更に針生検で病理検査しました。
結果4ミリの非浸潤ガン、ステージ0と診断されました。

その後、手術にて部分切除し、本日病理結果が出ました。
病理結果ではガンはなかった。
大きさが2~3ミリだった為、多分針生検の際に全て取り切れてしまったんだと思う、と先生から言われました。

非浸潤ガンでステージ0の為、ホルモン受容体とか、グレードなどのサブタイプも特にないそうです。
ガンの種類も伝えられておりません。
病変が小さいとそういうものなのでしょうか?

この後放射線治療するみたいですが、切除した部分から全く病変が見つからなくても放射線治療はした方がいいのでしょうか?
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
まずは超早期癌(4mmの非浸潤癌は、事実上根治です)おめでとうございます。

「非浸潤ガンでステージ0の為、ホルモン受容体とか、グレードなどのサブタイプも特にないそうです。ガンの種類も伝えられておりません。病変が小さいとそういうものなのでしょうか?」
⇒非浸潤癌では(術後薬物療法が不要なので)それらの情報は全く不要です。

「この後放射線治療するみたいですが、切除した部分から全く病変が見つからなくても放射線治療はした方がいいのでしょうか?」
⇒私なら、照射も省略します。