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乳ガン予後、予測ツールについて

[管理番号:5231]
性別:女性
年齢:68才
 
田澤先生、お世話になります。
 
質問内容が以前とは異なるので、別の整理番号になるかも知れませんが、一応前は、管理番号:3500「治療方針について、化学療法は必要でしょうか。」でした。
質問は以下です。
 
質問1.乳ガンの予後を予測するツールがいくつかあります。
それに情報を入れると、無治療の場合、ホルモン療法を
した時の、化学療法を加えた場合のそれぞれの生存率が出ます。
無治療に何パーセント上乗せ、、、、みたいに出ます。
その、無治療での生存率というのは、どうやって調べるのですか。
私は素人ですから、友達の数例を知っているだけですが、ステージ1であっても、無治療の人はほぼいません。
0期の人も、どちらでも良いけど、、、、、と言われたけど、とホルモン剤を飲んでいます。
代替医療やその他の治療に切り替えた人は、病院に来なくなるので、
記録が残らないと思うのです。
 検診だけ受けて、病院に記録がある無治療の人と、ホルモン治療をした人を比べるには、絶対数が違いすぎるように思うのですが、どうですか。
EBMのデータが取れるほど、無治療の人が
いる、ということでしょうか。
 
質問2.このようなツールは、欧米女性のデータも入っているのでしょうか。
日本人だけということはありませんね。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
 
「EBMのデータが取れるほど、無治療の人がいる、ということでしょうか。」
⇒臨床試験では
 「治療群」と「プラセボ群」で比較します。
 これで「無治療群との比較」ができますね??
 
「質問2.このようなツールは、欧米女性のデータも入っているのでしょうか。日本人だけということはありませんね。」
⇒その通りです。